成長折れたインド市場…現代自、減算を検討


  • インド市場の変化と現代自動車のシェア


現代自動車は今月、インドのチェンナイ工場の一部ラインを一時停止して、生産量を調節する方法を有力に検討している。先月、インドの自動車販売が30%以上も急減し、次世代の中核拠点として注目されたインドの自動車市場に低迷の暗雲が垂れ下がった。

現地で1位企業のマルチ・スズキ・インディアを筆頭に、トヨタやマヒンドラ、タタなどインドの主要完成車企業も工場を止めたり何千もの人を削減した中で、年産100万台規模で生産設備を備えた現代・起亜自動車は長期低迷の可能性に緊張している。

インドの主要メディアと現代自動車によると、現代自動車のインド法人はタミル・ナードゥ州チェンナイ市スリーペロム桟橋に所在する第1・第2工場のエンジン生産など、いくつかのラインに今月から数日のあいだ稼働を停止する方法を有力に検討している。

地元メディアは、現代自動車が乗用の車体・塗装・組立ラインを既に去る10日と12日に停止し、エンジン第1工場は今月9~21日の日付を決めて止め、エンジン第2工場は10・24・31日の三日にかけて生産を中止することにしたと伝えた。現代自動車の関係者は、「チェンナイ工場は10日と12日に正常稼動した」とし、「ただし現地の状況などを勘案し、エンジンをはじめとするいくつかのラインを数日のあいだ停止する案を検討している」と説明した。インドの販売量第2位の自動車企業である現代自動車がチェンナイ工場の一部ラインを一時的に停止する理由は、インド市場の低迷にともなう在庫の発生を予防する措置だ。すでにインドに進出したグローバル自動車や地元企業も休業を断行したりする計画だ。トヨタ、タタ、世界最大の自動車部品メーカーのボッシュが今月中に工場を一時停止した。マヒンドラは7~9月のあいだは8~14日にかけて、インドの工場稼動を中断すると発表した。

企業はすでにインドで臨時職中心の大規模な人員削減も開始した。マルチ・スズキは今月中旬、臨時職3000人の契約を延長しないと発表した。マヒンドラは4月から現在までに、全国的に1500人を構造調整した。

インドの自動車工業協会(SIAM)は現地の完成車企業が1万5000人ほどを削減し、今後は完成車企業、部品メーカー、ディーラー社などを含めて、関連業界で33万人がリストラされる可能性だと展望した。

SIAMによると、インドの完成車市場は先月までの9カ月連続で販売減少を続けてきた。特に先月、インドの新車販売台数は25万7656台で、前年同期比で30%減少した。このような下げ幅は米国発の金融危機が襲った2008年11月以来で最大だとSIAMは伝えた。

インドの自動車市場は2013年から昨年まで、ずっと上昇を描いて世界中の企業を誘惑した。 2013年上半期は128万台だったインドの自動車需要は、昨年の上半期は172万台に約34%上昇した。しかしインドの経済成長の鈍化で新車需要が減り、完成車メーカーに直撃弾を飛ばしている。さらにインドの金融当局が車の購入ローンの担保比率を高めるように規制を強化し、消費がさらに凍りついたと専門家らは分析する。

このような中で、中国ではなくインドを次世代戦略市場とした現代・起亜自動車に赤信号が灯った。現代・起亜自動車のインドの生産設備は100万台レベルに達する。現代自動車グループの関係者は、「現代自動車のインドの上半期販売台数は26万台で、前年比で5.6%の減少にとどまり、市場全体の下落率よりもよかった」とし、「乗用車の販売不振にもかかわらず、SUVに対するインドの消費者の需要は増えている。ベニュやセルトスのような小型SUVを筆頭に、需要の変化に対応する」と強調した。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-19 19:57:43