トップ > 数字経済 > 企業 > 大韓航空、日本路線を70%縮小…東南アジア増便

大韓航空、日本路線を70%縮小…東南アジア増便


  • 大韓航空、日本路線を70%縮小…東南アジア増便
  • 運航中断予定


大韓航空は日本路線を大幅に縮小する。韓・日関係の梗塞による需要の減少を考慮した措置だ。

20日の大韓航空によると、6つの日本路線の運航が中断される。週14回運航し釜山~大阪路線は9月16日から、済州~成田(週3回)・大阪(週4回)路線は11月1日から運航が中断される。

6つの路線のうち3路線は一時的に運航が中断される。週3回ずつ運航する仁川~小松・鹿児島路線の場合、9月29日から11月16日まで、週5回運航する仁川~旭川路線は9月29日から10月26日まで運航を停止する。

5路線は減便する。大韓航空は週28回運航していた仁川~大阪・福岡路線を、10月27日から11月16日までそれぞれ週21回に減便する。また9月29日から11月16日まで週7回運航していた仁川~沖縄路線を週4回に、週14回運航していた釜山~成田・福岡路線を週7回にそれぞれ減便する。

先だって大韓航空は7月末に釜山~札幌路線を運航中止することにし、今月初めには仁川~札幌・大阪・福岡・名古屋など、仁川発の4つの路線の機種を小型機交換し、座席の供給を減らすことにした。これを勘案すると運航中止7路線を含めて計16路線が供給縮小対象となるわけだが、これは大韓航空が運営していた日本路線22路線のうちの73%に達する。日本の輸出規制以後、日本路線を持つ10社のうち7社が構造調整の対象となるわけだ。

大韓航空は日本路線の縮小で確保された航空機を東南アジアとオセアニア、中国路線など投入する計画だ。まず10月27日から仁川~張家界路線に週7回を新規就航し、仁川~ダナン路線は週7回を増便し、合計で週21回を運航する予定だ。仁川~チェンマイ路線と仁川~バリ路線は週4回を増やし、合計で週11回を運航する計画だ。オセアニア路線である仁川~ブリスベン路線は週2回に増やし、合計週7回を運航する。

大韓航空は中国航空当局の中国路線の新規就航・増便不許可措置が終わり次第、中国路線の就航も大幅に増やす計画だ。仁川~張家界路線に週3回、仁川~杭州路線に週3回、仁川~南京路線に週4回、それぞれ新規就航を進めている。

国内線の一部路線供給も増やす。浦項~済州路線には週7回新規就航し、蔚山~済州路線の場合は週2回に増やし、合計で週7回運航する計画だ。大韓航空の関係者は、「今回の路線変更は政府認可条件」だとし、「政府の認可を受け次第、すぐに施行する計画だ」と明らかにした。

アシアナ航空は当分のあいだ、追加の日本路線縮小計画はないという立場だ。格安航空各社(LCC)も同様だ。 LCC各社の関係者は、「現在は追加ルートの調整を議論中」だとし、「しかし日本路線を追加縮小するのではなく、日本の路線供給縮小に余裕が生じた航空便をどこかの地域に代替投入し、航空機運営の効率性を高めるのかが主な関心事」だと述べた。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-20 17:54:03




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア