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斗山ボブキャット、インド工場が稼働

小型建設機械市場を開拓 

斗山ボブキャットは28日、インドのチェンナイで小型建設機械の生産工場の竣工式を開き、インド市場の本格的攻略に乗り出した。

斗山ボブキャットはこの日、経営陣と現地ディーラー、パートナーなど関係者200人あまりが参加した中でチェンナイ工場の竣工式を開いた。この工場は敷地面積8万5000平方メートルに工場面積1万5000平方メートル規模で、年間8000台の生産が可能だ。

斗山ボブキャットはチェンナイ工場をバックホーローダー(Backhoe Loader)の生産に特化する計画だ。
バックホーローダーは前方にローダを、後方に掘削機を装着した多目的建設機械で、インドや中東・アフリカなどの新興国市場で人気が高い。

インドの年間小型建設機械の販売台数は約5万台で、アメリカ・中国に続いて単一国家としては世界第3位の規模だ。特にバックホーローダー市場規模は世界で最も大きい。小型建設機械市場の80~90%をバックホーローダーが占めている。成長も急だ。インド政府が主導する道路・鉄道などのインフラストラクチャ開発政策とかみ合って小型建設機械の需要が急速に増加している。

斗山ボブキャットは来る10月、バックホーローダー製品「B900」モデルを発売する予定だ。差別化された技術力と徹底した現地化で、2022年までにインドのバックホーローダー市場シェア3位に入ることを目指している。

斗山ボブキャットの関係者は、「主力製品であるスキッドステアローダー(SSL)が50%以上の圧倒的シェアを記録するなど、斗山ボブキャットのブランドはインドの小型建設機械市場でプレミアム製品として位置している」とし、「このようなプレミアムイメージを前面に出して、インドのバックホーローダー市場を開拓していく」と述べた。斗山ボブキャットは今年、インド全域に25のディーラーと65の販売網を構築する予定だ。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-29 17:48:43




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