LSニッコー銅精錬…銅精鉱100万トンを確保


  • LSニッコー銅精錬は5日、カナダの資源開発企業であるテックリソーシーズと1兆ウォン台の銅精鉱供給契約を締結したと明らかにした。左第二からテックリソーシーズのレアル・フォーリー非鉄マーケティング担当副社長、ト・ソックLSニッコー銅精錬社長、ヤン・ファンジュン韓国輸出入銀行プロジェクトファイナンス本部長、ク・ボンヒョクLSニッコー銅精錬事業本部長(副社長)などが記念撮影をしている。 写真提供= LSニッコー銅精錬


国内最大の非鉄金属企業LSニッコー銅精錬(LS-Nikko Copper Inc.)はカナダの資源開発企業から原材料の銅精鉱100万トンを確保して、グローバルな資源競争で優位を先取りした。このように購入する銅精鉱を加工して、電気銅と貴金属などで1兆ウォン台の製品を安定して生産することになる。

LSニッコー銅精錬は5日、蔚山ロッテホテルでカナダのバンクーバーに所在する銅・石炭・亜鉛・エネルギー開発企業のテックリソーシーズ(Teck Resources)と年間10万トンずつ、10年間で計100万トンの銅精鉱の長期購入契約を締結したと発表した。 10年購入契約はLSニッコー銅精錬では歴代で最長記録だ。

製錬各企業の原料確保競争が激しい中で出てきた成果だ。 LSニッコー銅精錬は2022年から2031年まで、テックリソーシーズが運営するチリのケブラダ・ブランカ鉱山の銅精鉱を毎年10万トンずつ安定した供給を受けることにした。銅精鉱はいくつもの金属や鉱物が含まれている原鉱から、銅の含まれる部分を選り分けた銅鉱石を意味する。純度(品位)5%未満の原鉱は産地で選鉱作業を経て、25%以上の純度の銅精鉱に作られる。原鉱の代わりに銅精鉱を国内に持ち込むと運送費も削減できる。特にケブラダ・ブランカ鉱山の銅精鉱の純度は30%に達することから、一般的な製品(純度25%)よりも高品質として評価される。

LSニッコー銅精錬はテックリソーシーズから供給される銅精鉱を活用して、電気銅や貴金属などの1兆ウォン以上の金属を生産する計画だ。電気銅は電気分解で精錬し、99.9%の純度に高めた銅を意味する。また、銅精鉱を加工して金・銀・白金・硫酸銅などの金属製品を生産する予定だ。これらは戦略資源として国内の電子・電気・通信・航空宇宙・自動車など、さまざまな産業分野で基礎素材として使われ、国家経済の発展に寄与するものと期待される。

特に今回の契約は現地鉱山に対する持分投資を行わず、韓国輸出入銀行の政策資金支援により実現したので注目される。中長期的にはグローバルな銅鉱石市場での供給不足が見込まれる中で、製錬企業は鉱山に出資したり補助的な支援で鉱石の確保に積極的に乗り出している。このような状況で、韓国輸出入銀行がケブラダ・ブランカ鉱山に4億ドルを支援し、LSニッコー銅精錬が高品質の原料を長期間確保する合意がなされた。

原料調達は生産に加えて、銅製錬事業の競争力を決定する重要な要素だ。 LSニッコー銅精錬は昨年、ペルーの鉱山企業ミンスル社、豪州のBHP社とも別途に銅精鉱の長期契約を締結して大規模な原料確保に成功し、今回も長期購入契約を締結して市場をリードしている。

LSニッコー銅精錬の温山製錬所は操業能力だけでなく、技術力と生産性や財務健全性などに対するグローバルなメジャー鉱山会社の信頼があることから次々と契約が可能だったという評価が出ている。

この日の契約締結式には、LSニッコー銅精錬の最高経営責任者(CEO)ト・ソック社長と事業本部長ク・ボンヒョク副社長、テックリソーシーズのアンドリュー・ストーンカース マーケティング担当ジェネラル・マネージャとレアル・フォリー マーケティング担当副社長、ヤン・ファンジュン韓国輸出入銀行プロジェクトファイナンス本部長などが出席した。

ト・ソック社長は「テックリソーシーズと長い期間、最高のパートナーとして一緒に成長できるものと期待している」とし、「今回の契約締結のために4億ドルを投資してくれた韓国輸出入銀行にも深く感謝する」と述べた。 LSニッコー銅精錬は1999年にLG金属と日本のニッコー金属を主軸とするJKJS(日韓連合製錬)コンソーシアムの合同投資を通じて誕生した。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-05 20:02:47