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現代自、米の工場に追加投資…関税措置を回避?


現代自動車は米国アラバマ州のモンゴメリー工場に約3億ドルを追加投資することにしたと伝えられた。去る7月、世界に先駆けて開発に成功した「連続可変バルブデュレーション(CVVD)」技術を採用したスマートストリームエンジンを生産するための投資だ。

16日の外信などによると、現代自動車はアラバマの生産法人に2億9200万ドルを追加投資する。今回の投資は11月から来年の4月までに行われる予定だ。現代自動車は昨年3億8800万ドルを投資して、エンジンヘッドの製造設備を増設した。この工場は今年5月に竣工した。

現代自動車の米国工場に対する投資は、ここ2年間で6億8000万ドルにのぼる。現代自動車は「サンタフェ」「パリセード」などの販売が好調で米国市場でのシェアを高めているが、来年以降も最新のエンジンを搭載した新車を前面に出して販売を増やしていくために今回の投資を断行したとみられる。

早ければ11月、トランプ政府は貿易拡大法232条の規定による自動車関税率を発表する予定だが、米国の工場に対する投資拡大と追加雇用などで、現代自動車は高率関税措置を避けるため名分を積んでいるという観測だ。
  • 毎日経済_ムン・ジウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-16 20:01:09




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