サムスン、中東戦略を加速…サウジの実勢王族と再会



李在鎔(イ・ヂェヨン、写真)サムスン電子副会長は6月末に次いでサウジアラビアの実勢王族であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会い、スマートシティとエネルギーや建設などのさまざまな分野での協力方案を議論した。

李副会長とビン・サルマーン皇太子の出会いが再び実現したことにともない、サムスンの「中東の脱石油戦略」をビジネスチャンスとして活用するための動きにも速度がついたと思われる。

財界とサウジアラビアSPA通信などによると、李副会長は17日(現地時間)にサウジアラビアの首都リヤドでビン・サルマーン皇太子に会って技術、産業、建設、エネルギー、スマートシティなどの多様な分野での投資機会と協力方案について意見を交わした。この日の会合ではサウジの政府関係者も同席し、サムスンと協力拡大を模索した。

李副会長は6月末に訪韓したビン・サルマーン皇太子をソウルの承志園(三星の迎賓館)に招待し、5Gと人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの情報通信技術(ICT)ビジネスについて議論し、協力を拡大していくことしている。 80日ぶりに二人が再会して「協力拡大」を再確認することにより、サムスンの中東ビジネス戦略にも弾みがつくものと予想される。

これに先立って李副会長は15日、リヤドのサムスン物産による地下鉄工事現場を訪問した席で、「中東は脱石油プロジェクトを追求しており、21世紀の新たな機会の地となっている」と語った。李副会長がサウジはもちろん、海外の建設現場を訪問するのは今回が初めてだ。

また李副会長は今年6月、サムスン物産の経営陣などに「中東諸国の将来の産業分野でサムスンがうまくこなせる部分を探し出し、協力強化方案を設けて素早く対応しなければならない」とし、「機会を現実化するためには既存の枠組みを破らなければならない」と注文した。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-18 19:22:55