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韓「国内製造業の年初目標達成は困難」

大韓商工会議所の調査で 

国内製造業が年初に立てた経営目標を達成できないと言うほど、景気に対する悲観論が高まっている。

大韓商工会議所は14日、全国2200あまりの製造業を対象に第4四半期の景気見通し指数(BSI/Business Survey Index)を調査した結果、第3四半期よりも1ポイント下落した72で集計されたと明らかにした。今年の第2四半期にしばらく上昇したが、第3四半期に続いて第4四半期も連続で下落した。

景気見通し指数が100以下の場合、前四半期より景気を否定的に見る企業が多いという意味であり、100以上であれば肯定的にみる企業が多いという意味だ。輸出企業の景気見通し指数は85で第2四半期よりも3ポイント、内需企業の景気展望指数は69で1ポイント下落した。

年初に立てた営業利益目標を達成できるかどうかを問う質問に、回答企業の3社のうち2社(62.5%)は「満たせないだろう」と答えた。 「目標値に近接したり、達成することができる」という回答は35.1%だったが、「超過達成」という回答は2.4%に過ぎなかった。

各製造業の体感景気が急激に冷え込んているのは日本の対韓輸出規制と内需不振、米・中貿易紛争などの内外の不安要因が長期化したためだ。

大韓商工会議所は「輸出が10ヶ月目のマイナスであり、上場企業の上半期の営業利益が37%減少するなど、世界経済の成長鈍化で民間部門の成長の勢いが弱まった状況」だとし、「さらに米・中貿易紛争、日本の対韓輸出規制、原材料価格の変動、労働環境の変化など、内外の不安要因が一度に押し寄せて体感景気を低下させた」と指摘した。

地域別にみると、自動車・部品・機械業種が密集する全羅北道(51)と慶尚南道(61)、大邱(61)の体感景気が他の地域よりも不振だった。業種別では製薬(113)のみが基準値を上回るだけで、鉄鋼(65)、精油・石油化学(67)、自動車・部品(69)、IT・家電(69)、機械(73)、造船・部品(91 )などすべての主力製造業は景気見通しが否定的だった。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-14 17:47:08




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