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現代自、未来のモビリティ技術に41兆投資


現代自動車グループは未来のモビリティ技術に、2025年までに総額41兆ウォンを投資する。また、2025年までに新車の半分にあたる23種の電気自動車を発売することにした。また車両データのオープンプラットフォームを公開し、スタートアップと共存するモビリティ生態系を構築し、バス製造社には水素燃料電池システムを供給して、水素電気バスの開発を促進する。

現代自動車グループは15日、京畿道華城市の南陽研究所でこのような内容を盛り込んだ「未来モビリティコラボレーション生態系戦略」を提示した。オープンイノベーションをよりいっそう加速し、国内のスタートアップや中小・中堅企業と手を取り合ってさまざまな形の未来モビリティサービスを一般化するという趣旨だ。

現代自動車グループはまず未来モビリティ技術と戦略投資として、2025年までに総額41兆ウォンを投入する予定だ。 2022年までにロボット・人工知能(AI)、電動車、スマートカー、未来エネルギー、スタートアップなどの新事業に23兆ウォンの投資計画を明らかにしたが、2025年に延長して長期的な投資のロードマップを出した。

現代自動車グループは2025年までに電気自動車23モデルのリリース計画にしたがって、現在の電気自動車専用プラットフォームも開発中だ。来年からスイスに水素電気トラック1600台を順次輸出して、水素燃料電池システムを船舶と列車や発電などの分野の動力源としても活用することにした。

特に現代自動車グループは、2021年から高速道路での自律走行が可能な「レベル3」の車両を発売し、2024年には市内の道路走行まで可能な「レベル4」の車両を、まず運送事業者から段階的に供給する予定だ。 20億ドルずつ出資して自律走行合弁法人設立契約を締結した米アプティブは韓国内に研究所を設立する。

車両データのオープンプラットフォーム開発者ポータルである「現代デベロッパーズ(Hyundai Developers)」の発足も策定した。数百万台のコネクテッドカーとメンテナンス網を介して収集された車両の仕様とステータスや運行などのデータを外部に開放するという意味だ。これによってスタートアップが未来モビリティ時代における新商品やサービスを開発することができるようになる。

現代自動車グループはこの日、 宇進産電(WOOJIN)、チャイル大宇商用車(Zyle Daewoo Commercial Vehicle)、エジソンモーターズ(EDISON MOTORS)とともに、バス用水素燃料電池システム供給協力のための業務協約(MOU)を締結した。これにより、国内の中小・中堅バス製作会社が自主的に水素電気バスを開発できる道が開かれた。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-15 17:57:23




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