トップ > 数字経済 > 企業 > 韓「ADEX 2019」…尖端武器システム展示会を開催

韓「ADEX 2019」…尖端武器システム展示会を開催


  • 韓「ADEX 2019」…尖端武器システム展示会を開催
  • 「ADEX 2019」の現代ロテムブースに展示された砂漠型K2戦車 写真提供=現代ロテム



現代ロテムと現代ウィアは国内最大の防衛産業展示会に参加し、尖端武器体系を公開した。

現代ロテムは15日、この日から20日までの6日間のあいだ京畿道城南のソウル空港で開催される「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会2019(ソウルADEX 2019)」に参加し、K2戦車と車輪型装甲車および多目的無人車両などを展示するとした。

今年で12回目を迎えた今回の展示会は、国内の航空宇宙防衛産業の生産する製品の輸出機会を拡大し、海外先進企業との技術を交流するために設けられた。特に今年は世界34カ国から430社が総1730のブースを設置し、歴代最大規模で開かれた。

現代ロテムは展示用の砂漠型「K2」戦車と車輪型装甲車、無人車両であるシェルパ(HR-Sherpa)の実物を展示する。砂漠型K2戦車はエンジンと変速機を組み合わせたパワーパックの冷却性能を向上させ、高温用軌道を適用して中東の高温環境下でも機動性を確保した。 UN派兵用車両は従来の車輪が8個の8×8タイプの車輪型装甲車(K808)を土台に、装甲車の下部に地雷防護技術と遠隔射撃統制システム(RCWS/Remote Controlled Weapon Station)を適用した車両だ。

民・軍兼用多目的車両の「シェルパ」はバッテリを利用して駆動される電気駆動車で、近距離と遠距離制御装置を介してリモートコントロールが可能な無人車だ。車両の前の兵士を自動的に追う「依存走行機能」が搭載されており、火力支援と監視および偵察や材料搬送など、目的に応じて多様な使用が可能だ。

また現代ロテムは自走渡河装備や障害物開拓戦車、次世代戦車の模型も展示する。自走渡河装備は、戦闘中の戦車や装甲車などの機動部隊が河川や川などの水の上を通過できるように支援する車だ。現代ロテムはトルコのFNSSで開発された自走渡河装備AAAB(Armored Amphibious Assault Bridge)を改良して国産化する予定だ。

  • 韓「ADEX 2019」…尖端武器システム展示会を開催
  • 「ADEX 2019」現代ウィアブースに公開された新型81㎜迫撃砲-Ⅱシステムとリモート射撃統制システム(RCWS) 写真提供=現代ウィア



この日、現代ロテムと起亜自動車などの共同展示館を構成した現代ウィアも、新型迫撃砲などの尖端武器体系を公開する。今回の展示会で主力として出展した製品は81㎜迫撃砲-Ⅱで、広範な射撃距離と持続射撃能力が強みだ。現代ウィアは2014年1月に開発に着手して、去る8月に新型81㎜迫撃砲システムを最終的に完成した。

現代ウィアはリモートで安全に機関銃を発射することができるRCWSも公開する。 RCWSは状況室や装甲車などの内部からモニターで外の状況とターゲットを把握して、リモコンで銃を発射する射撃装置だ。また現代ウィアのブースには、海上機器として5インチ・76㎜・57㎜砲の模型物と小型民需ヘリコプター着陸装置も設置される。
  • 毎日経済_パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-15 17:13:32




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア