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韓国GM、非正規職570人を削減することに


  • 韓国GM、非正規職570人を削減することに
  • 韓国GM昌原工場の概要


慶尚南道昌原(チャンウォン)に所在する韓国GM工場は、労働制の改編方針によって非正規職労働者570人あまりの契約を今年末に終了することにした。

30日、韓国GMと同社の正規職労組によると韓国GMは最近、昌原工場に派遣されている下請け労働者570人あまりに対して、今年の年末以降は契約を延長しないという方針を通知した。またこれらの派遣の技術を韓国GM所属の正社員に移転させるために、下請け各社に協力を要請した。韓国GMはまた、来月までに1シフト切替を完了するために労働組合との交渉中であることが伝えられた。

昌原工場所属の非正規職労組は、「今回の契約終了を通知した労働者の多くは、雇用労働部が不法派遣を認め、韓国GMに直接雇用を指示した」とし、「一方的な1シフト切替えと非正規職の契約終了は明白な不法」だと反発している。

韓国GM昌原工場は軽自動車の「シボレー・スパーク」と軽商用車(トラック)「ダマス」「ラボ」を生産している。現在、この工場は正規職1700人の生産ライン・美化などの分野に非正規職900人が勤務しており、昼夜2交代で運営している。韓国GMはダマスやラボとスパークの各モデルの老化によって、これらの車種の生産ラインを新車生産のために転換するための投資を断行することで、しばらくは1交替への切替えが避けられないという方針を労働組合に伝達した状態だ。 1交替に切り替えると、正規職と非正規職を合わせて2600人のうちで余剰人員が数百人発生する。

社側が契約終了を通知した非正規職570人あまりの多くは生産ラインの労働者たちで、社側は今回の措置を通じて21%程度の人員削減効果を狙ったものとみられる。韓国GMは新車(「クロスオーバー」)の量産準備のため、当分の間は昌原工場の人員を弾力的に運用しなければならない困難があると主張する。一方、韓国GMの正規職労組は1交替改編の動きに反発している。労組の関係者は、「雇用安定のための会社側の約束がなければ、一方的なシフト切り替えに合意することはできない」と述べた。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者/パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-30 20:11:29




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