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LS-Nikko銅精錬、3兆3千億ウォンの銅原料確保


LS-Nikko銅精錬は大規模な鉱物契約を相次いで締結している。全世界の銅の50%を消費する中国企業が製錬所の生産規模を持続的に拡大し、原料の確保競争が激しくなった中で、LS-Nikko銅精錬は銅原料の確保に拍車をかけている。

LS-Nikko銅精錬は30日、英ロンドンのMCT本社でカナダの鉱山会社FQM(First Quantum Minerals)社と歴代最大規模の銅鉱石購入契約を締結したと発表した。取引き量は計180万トンで、取引き期間は15年だ。

LS-Nikko銅精錬は来年から毎年12万トンの銅原料である銅鉱石の純度を高めた銅精鉱を、FQMのCobre Panamá(コブレパナマ)鉱山から安定的に供給される。契約にはト・ソック社長とク・ボンヒョク副社長、FQMのClive Newall (クライブ・ニューウォル)社長、コブレパナマ銅鉱山運営会社MPSAのトリスタン・パスカル代表などが参加した。コブレパナマ銅山は銅の埋蔵量が21億4000万トンに達する世界第10位の銅鉱山で、今回の契約はLS-Nikko銅精錬が3兆3000億ウォン規模の金属を生産できるレベルだ。

これに先立ち、LS-Nikko銅精錬は去る9月にカナダの資源開発企業であるTeck Resources(テックリソーシーズ)社と、契約期間10年で総物量100万トンの銅鉱石を購入する契約を締結した。 LS-Nikko銅精錬は2022年から2031年まで、テックリソーシーズが運営するチリのQuebrada Blanca(ケブラダ・ブランカ)鉱山の銅精鉱を毎年10万トンずつ供給される。

銅鉱石の純度を高めた高純度銅精鉱の供給不足によって、グローバル企業の間での原料確保競争が激しい。こうした中でLS-Nikko銅精錬が相次いで契約を締結し、安定生産のための原料確保に成功したわけだ。
  • 毎日経済_ソ・ドンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-30 19:11:06




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