サムスン電子、サウンドバー市場でソニー抜いて1位

上半期の市場シェア22% 

  • サウンドバー世界市場の規模


サムスン電子はテレビの大型化やストリーミングサービスの普及拡大などにより、需要が急速に増える「サウンドバー」(テレビと接続して使用する高級オーディオ)市場で独歩的な世界1位を固めている。

世界的な市場調査会社であるFutureSource(フューチャーソース)によると最近、サムスン電子は今年上半期の世界のサウンドバー市場でシェア22.3%(売上げ基準)を占め、2位のソニー(13.9%)を大きな格差で抜いて1位に上がった。サムスン電子は2014年から5年目でこの市場で1位を守っている。今年の上半期は昨年(20.8%)よりもシェアを拡大し、6年連続での世界1位達成が有力だ。

サウンドバーは長い棒の形態で製作されたスピーカーだ。既存のホームシアタースピーカーに比べて多くのスペースを占有することなく、音響の反射角を利用して立体音響を実現する。比較的安価な価格も利点としてあげられる。業界の関係者は、「初めてテレビからスピーカーをなくしたときは懐疑的な視線が多かったが、今では全世界のテレビからスピーカーが消える傾向」だとし、「サウンドバーという新たな市場が創出されて定着した」と説明した。

サウンドバーは停滞したテレビ市場とは異なり、急速に成長している。 テレビの大型化トレンドとともに、ホームエンターテイメントを楽しむ人が多くなり、ネットフリックスなどのテレビストリーミングサービスも増え、映像美と同様に高品質のオーディオを重要視する消費者の需要が大きくなったからだ。

業界によると、世界的なサウンドバー市場規模は2016年の21億ドルから今年は31億ドルに、2021年には37億ドルまで拡大する見通しだ。年平均成長率が16~18%に達するほど速い速度で膨張している。

グローバルな映像・音響機器メディアと専門家グループは、サムスン電子のサウンドバー製品(Qシリーズ)に好評を示している。北米の情報技術(IT)のレビュー専門媒体であるレイティングス(RTINGS)は、サムスン電子製サウンドバー(HW-Q90R)を「2019年の最高のサウンドバー」に選び、英国のIT専門媒体であるポケットリント(Pocket-Lint)は5点満点の5点を与え、当該の製品を「エディターチョイス」としてあげた。カナダの映像・音響機器の専門家グループであるAVSフォーラムは、サムスン電子製サウンドバーを「2019年最高の製品」に含んで「サムスンサウンドバーとQLEDテレビの組み合わせは完璧なホームシアター体験を提供する」と評価した。

家電メーカーの「オーディオ競争力」は、音声認識と人工知能(AI)家電、自律走行時代の車両用インフォテインメントなどが急速に拡散し、さらに重要になっている。

サムスン電子は2013年、米国西部のロサンゼルス(LA)に「オーディオラボ(音響研究所)」を開所し、関連の研究を続けている。ストリーミングサービスの時代に入り、スピーカーの音響が重要な競争力として浮上したと判断したからだ。オーディオエンジニアとミュージシャンなど、世界最高のオーディオ専門家が開発した技術はサウンドバーをはじめ、サムスン電子のすべての家電や電子機器に適用される。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-11-07 17:15:23