GSカルテックス、中東に原油先物取引所の設立推進


  • 許世?(ホ・セホン)GSカルテックス代表(右)は11日、スルタン・アーメド・アル・ジャベルADNOC CEOと先物取引所の契約を締結した。 写真提供=GSカルテックス



GSカルテックスは、世界的なエネルギー企業と原油先物取引のための取引所設立を推進する。

GSカルテックスは12日、アラブ首長国連邦のアブダビでオイルメジャーとともに、世界最大の取引所グループのインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)とアラブ首長国連邦で生産されるマーバン原油(Murban Crude)の先物取引のための「ICEアブダビ先物取引所設立提携契約」を11日に結んだと明らかにした。 ICEアブダビ先物取引所は、来年の上半期中にマーバン原油を対象に、先物取引を開始する予定だ。

今回の契約にはGSカルテックスをはじめ、英BPやシェル、仏トタル、ペトロチャイナ(中国石油天然気集団)、国際石油開発帝石、JXTGにPTT(旧タイ石油公社)などの企業が名前を上げており、今後は取引所の運営にも参加することになる。

契約締結式にはホ・セホンGSカルテックス社長をはじめ、原油先物取引所の参加企業の各代表と関係者らが出席した。国内精油会社の中ではGSカルテックスが唯一参加した。新しく設立されるICEアブダビ先物取引所では原油を船に載せた後、来月に決定される原油価格を船積み前月に確定する方式に変えて、買い手の立場から価格の透明性がいっそう高まるものと期待されている。 GSカルテックスの関係者は、「これまでは契約をしても、原油が船積みされるまでは価格を知ることができなかった」と説明した。

マーバン原油は世界の60以上の精油会社が使用している原油だ。 GSカルテックスが昨年輸入した原油2億7100万バレルのうちマーバン原油は4700万バレルで約17%を占め、単一の油種では最も高い割合を占めている。

GSカルテックスの関係者は、「2020年から施行されている船舶燃料油の硫黄含有量の規制強化制度にともなって需要が増えると予想される、代表的な硬質原油のマーバン原油の取引き活性化に寄与し、取引価格の透明性も高めることになった」とし、「今後の経済性のある原油を安定して導入するところにも役立つだろう」と期待した。

先立ってホ社長は10日、アラブ首長国連邦アブダビで開催された「第4回CEOラウンドテーブル」に参加し、世界の石油・ガス企業の各代表らと会って石油・ガス産業が直面している課題について議論し、エネルギー事業全般について議論する場を持った。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-11-12 19:46:54