SKハイニックス、インテルに抜かれる…メモリ市場シェア低下

ハイニックスのメモリシェアが9.6%に低下 


中央処理装置(CPU)をはじめとする非メモリー分野の絶対強者である米インテルがNAND型フラッシュメモリ市場でのシェアを継続して伸ばし、メモリ分野でも影響力を拡大している。第3四半期にはSKハイニックスよりも高いシェアを記録したことが分かり、インテルがメモリ事業の拡大を本格化するのではないかという分析が出ている。

3日、市場調査機関のDRAMエクスチェンジによると、今年の第3四半期におけるインテルのNANDメモリの市場シェアは10.9%で、SKハイニックス(9.6%)よりも上になり5位になった。第2四半期は10.3%でインテルよりも上にあったSKハイニックスは、第3四半期にシェア9.6%を記録して6位に落ちた。

市場全体ではサムスン電子が33.5%で1位に上がったし、キオクシア(東芝メモリ)が18.7%で2位を記録し、米ウェスタンデジタル(13.7%)と米マイクロン(12.9%)が続いた。昨年の第3四半期のNAND市場シェアは6.4%にとどまっていたインテルは、四半期ごとに着実に売上高が増え、今年の第3四半期までシェアが持続して成長した。特に
この第3四半期にはソリッドステートドライブ(SSD)の販売が急増し、NAND型フラッシュメモリの売上げは前四半期比で37.2%増加して競合他社の売上げ増加率を圧倒した。

これに対して、一部ではインテルがNAND型をはじめとするメモリ事業分野を拡大するための動きではないかという解釈が出ている。業界関係者は、「インテルの売上げ増加率は他のメーカーよりも圧倒的に高いことは、それだけ競合他社よりも生産量が高くなったものと見なければならない」と説明した。

インテルは最近サムスン電子とSKハイニックスを狙って、メモリ大国である韓国で次世代メモリ戦略を発表するなど、市場での影響力を拡大するための意志を強く示した。

インテルはDRAMとNAND型の長所を組み合わせた次世代メモリ製品「Optane (オプテイン)」を前面に出して将来の市場を攻略し、来年にはSSD用の144段QLC NAND型製品も投入すると発表した。業界関係者は、「将来的にはインテルがCPUとメモリを統合したワンチップ形態の製品を開発することもありうる」とし、「そうなれば韓国の半導体企業には大きな脅威になるだろう」と説明した。

SKハイニックスとインテルのシェア逆転劇を一時的な現象として見る見方もある。業界によると、現在SKハイニックスは72段NAND型製品を主力とするが、現在は96段と128段の製品まで開発が完了している。最近、次世代製品に工程を移行する過程で一部の生産減少による影響が続いた。

また別の業界関係者は、「SKハイニックスの工程転換とIntelの積極的な営業がかみ合ってシェア逆転が発生したものとみられる」と説明した。一部ではインテルの次世代メモリ事業拡大の動きについて、既存のメモリ市場を全体的に脅かすほどの破壊力はないという評価も出ている。インテルのシェアがサムスン電子などの上位企業に大きく及ばない上に、サーバーなどの大型顧客に需要が拡大するには力不足という分析だ。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-12-03 17:56:35