現代重工グループ、ロボットで勝負

5年以内に売上げ1兆ねらう 

現代重工業グループはロボット事業を将来の成長動力にして、投資の強化に乗り出す。現代重工業持株は13日に理事会を開き、ロボット事業部門を物的分割して子会社「現代ロボティクス」を新規に設立することを決意したと発表した。

現代重工業持株は国内1位の堅固な市場でのプレゼンスを土台に、スマートファクトリーとスマート物流自動化やモバイルサービスロボットなど新事業への進出によって、現代ロボティクスの売上げを現在の2667億ウォンから5年以内に1兆ウォンに拡大する計画だ。

特に現代ロボティクスはスマートファクトリーとスマート物流自動化などの新規事業を拡大し、2024年までにこの部門での売上げの割合を30%以上に引き上げる方針だ。

昨年始めたスマートファクトリー事業では、すでに目に見える成果が現れている。今年のこの部門の受注は、2018年との比較で5倍以上も上昇した800億ウォンを達成するものと期待している。現代重工業持株の関係者は、「2020年以降も年間1000億ウォン以上を受注できるものと期待している」とし、「スマートファクトリーに対する業界の関心が高いだけに、急上昇が予想される」と語った。

今後5年以内に市場が1兆ウォン規模に拡大すると予想される、スマート物流の自動化市場にも進出する。

スマート物流とは情報通信技術(ICT)を物流に適用するシステムで、工場への資材入出庫のような簡単なことから購買と調達、保管、輸送などの物流プロセス全体を自分で制御することができるプラットフォームをいう。現代重工業持株の関係者は、「スマート物流の自動化市場への進出のために、国内の物流システム専門企業との合弁法人設立を検討している」とし、「技術力を持っている中小企業などのコラボレーションを通じて市場を先取りしていく」と語った。

産業用ロボット分野での海外進出も推進する。現代ロボティクスは昨年末、世界最大のロボット市場である中国に進出し、今年は昨年比で4倍以上に増えた3000万ドルの受注を達成することが期待されるなど、中国市場での成功で事業を拡大している。来年初めにはヨーロッパ支社の設立を完了し、これを基盤に海外進出を積極的に拡大していく予定だ。

現代ロボティクスは1984年に現代重工業内のロボット事業チームとして始まり、国内初の自動車製造用ロボットや液晶表示装置(LCD)運搬用ロボットなどを開発し、国内で不動の1位ロボット企業として定着した。産業現場で溶接や組み立てなどを行うことができる多関節ロボットを主力に開発・生産し、年間4000台あまりの産業用ロボットを販売している。国内企業の中では唯一でロボット制御技術を国産化した。

このような技術力を土台に現代ロボティクスは最近、KTと一緒にモバイルサービスロボット「ユニ(UNI)」を商用化することに成功したと発表した。 UNIは自律走行と音声認識技術を適用したサービスロボットで、来月からソウル市東大門所在のホテルに配置され、顧客への説明と物品の配達などに投入される予定だ。
  • mkl_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-12-13 18:27:14