今年の経済について李総裁は楽観論を展開しながらも、目立った回復は難しいと予想した。同氏は「今年は昨年よりも成長と物価が良くなるだろうと思う」とし、「ただし韓国経済が世界経済に編入された状況であり、急激な景気回復は容易ではないだろう」と述べた。金利の見通しについては「緩和基調は継続するだろう」とし、「ただしマイナス金利、過度の低金利がもたらす副作用を警戒する」と述べた。最近、米国の株価急騰がグローバルな流動性に起因する「blow off top」だという指摘を一部認めたものだ。blow off topは株式市場が急騰後、とつぜん下がる「頂点」に達したことを意味する。