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LG電子、進化した「ローラブルテレビ」公開…CES2020


  • LG電子、進化した「ローラブルテレビ」公開…CES2020

LG電子のモデルが世界初のローラーブOLED TV「LGシグネチャーOLED R」を紹介している。 [ラスベガス=キム・ジェフン記者]

◆ CES 2020 ◆

口から嘆息が自然に出る「ワウファクター」が隠された製品は、今年のLG電子「ローラブルOLED(オーレッド)」テレビだ。

LG電子は7~10日(現地時間)、米国ラスベガスで開催される世界最大のハイテク展示会「CES 2020」でローラーブルOLED(オーレッド)テレビのデモを用意した。昨年にデビューして世界の人々を驚かせたローラーブルテレビは、下から上へ画面が広がる方式だった。しかし今年は逆に上から下に画面が下りてくるローラーブブルオーレッドテレビが、音楽に合わせて上下に動く振り付けで登場する。

LG電子は今年のCESで人工知能(AI)を前面に打ち出した。 AIが搭載された製品とサービスに付けるブランド「ThinQ(シンキュ)」で、単独のスペースを飾って体験できるようにした。「どこでもわが家のように(Anywhere is home)」というテーマで生活空間をデモを行い、LG電子の展示の中でThinQゾーンが最も大きな比重を占めている。

例えば観覧客は展示空間内に設けられたレストランで客を迎えるところから注文と調理、サービングそして皿を洗うまでをロボットが担当するデモンストレーションを見る。「クロエテーブル(CLOi`s Table)」はLG ThinQと連動して、ユーザーは自宅や車の中でAIスピーカーやテレビ、モバイル機器などを利用して音声コマンドでレストランを予約したり変更したり、メニューも簡単に確認することができる。

LG ThinQゾーンの内部は、家の中にAIとモノのインターネット(IoT)が融合されたLG ThinQ Home、移動手段でAIを実装したコネクテッド・カーゾーン、3Dアバターに服を着せてみて実際と同じように仮想フィッティングを体験できるThinQ Fit Collection、ロボットを活用したダイニングソリューションを披露するクロエテーブルなどで構成された。

LG電子は超高解像度テレビ市場を本格的に攻略するために、さまざまなラインナップの「リアル8K」テレビの新製品も公開する。 8K OLEDテレビの88・77型「LGシグネチャOLED8K」だけでなく、8K LCDテレビの75型「LGナノセル8K」も展示する。

LG電子は「8Kテレビの全モデルで3300万個以上の画素数はもちろん、画質鮮明度(CM)の値が水平・垂直方向がそれぞれ90%水準で、上下左右どの方向からでも鮮明な8K解像度を実現する」と述べた。またCESを主催する米国の消費者技術協会(CTA)の「8K UHD」認証基準をすべて満たしているし、その認証ロゴを使用することができる。

LG電子は8K TVの新製品に、より強力になったAIプロセッサ「α9 Gen3(アルファ9第3世代)」も搭載し、次元の高まった性能を見せた。α9 Gen3はディープラーニングアルゴリズムによって100万以上の映像情報と数千万の音情報を学習した後、オリジナルの映像と比較分析して最適な画質とサウンドを実現する。

LG電子だけの特異な「新家電製品」も今年リリースした。家の中で菜園を育てることができる新概念プレミアム植物栽培器が代表的だ。LG電子は今回の展示でAI DDモーターを搭載した大容量の洗濯機「LGツインウォッシュ」、さらに進化したAIを搭載したInstaView ThinQ(インスタービュー) ThinQ冷蔵庫などの生活家電を展示し、大きな容量の「スタイラー」衣類乾燥機も展示した。

プレミアム家電の「LG SIGNATUR(LGシグネチャ)」展示ゾーンには、OLEDテレビ、冷蔵庫、洗濯機、加湿空気清浄機、エアコン、上冷蔵・下冷凍冷蔵庫、ワインセラーなど、LGシグネチャの全ラインナップが展示された。

キム・ジノンLG電子グローバルマーケティングセンター長専務は「よりよい生活のためにいっそう進化したAI基盤のホーム、コネクテッドカー、レストランロボットなど、革新的な製品とサービスを準備した」とし、「観覧客は期待以上の体験をすることができるだろう」と述べた。
  • 毎日経済_ラスベガス=ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-06 20:04:47




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