米デュポン、韓国に工場設立…進む「日本離れ」

極紫外線(EUV)用フォトレジスト生産工場 


世界的な化学素材企業の米デュポン社は、半導体製造の核心素材である「極紫外線(EUV)用フォトレジスト」の生産工場を韓国に建てる。 EUV用フォトレジストは昨年、日本が韓国への輸出を統制した3大品目のうちの一つだ。早ければ来年から生産が可能になる見込みだ。

産業通商資源部は9日、デュポンがEUV用フォトレジストの生産工場を国内に構築するためにKOTRAに投資申告書を提出したと発表した。

先立って8日(現地時間)、成允模(ソン・ユンモ)産業部長官は米デュポンのジョン・ケンプ社長に会って、このような内容の投資決定を最終的に確定した。投資規模は2021年までに総2800万ドル(約328億ウォン)だ。生産工場は天安(チョナン)に建てられる予定だ。

EUV用フォトレジストは半導体のマイクロプロセスに使われる重要な材料だ。半導体基板(ウェハ)上にパターンを形成する工程で使用される材料で、波長が短く微細化に適している。JSR、信越化学、東京応化工業株式会社(tok)などの日本企業が世界市場の90%以上を占めている。それだけに日本に対する依存度が高かった。産業部は今回の投資誘致を通じて、米国・欧州連合(EU)の企業にこれらの品目供給先を多様化できるという点で意義が大きいと評価している。

ケンプ社長は投資申告書を提出する席で、「EUV用フォトレジストの開発・生産のために、今後は韓国内の主要な需要企業と製品の実証テストを実施するなど、緊密に協力していく計画だ」と明らかにした。
  • 毎日経済_オ・チャンヂョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-09 22:02:26