サムスン電子「安定の中の変化」…社長団人事を断行


サムスン電子は定期社長団人事でこれまでの「3人代表・部門長体制」を維持しながらも、事業部長(社長級)2人を交替させた。特にスマートフォンを総括する無線事業部長には50代前半の人材を配置した。最高位の経営陣は留任させて内外の不確実性の拡大に対応しつつ、急速に変化する市場での先導的な地位を逃さないために「安定の中の変化」を図ったとみられる。

20日、サムスン電子は2020年の定期社長団人事を発表して、(IMスマートフォン・通信機器)部門の無線事業部長(スマートフォン事業総括)に開発室長だったノ・テムン社長(52)を内定した。ノ・テムン社長は2018年に副社長に昇進した後、1年後の2019年の定期社長団人事では社長に昇進するなど、高速昇進を続けてきた。

サムスン電子の代表取締役である金奇南(キム・ギナム)DS(半導体)部門長、金炫奭(キム・ヒョンソク)CE(TV・家電)部門長、高東真(コ・ドンヂン)IM部門長はすべて留任した。とは言え、彼らがそれぞれ兼職していた総合技術院長、生活家電事業部長、無線事業部長のすべてを後輩に譲った。

新任の総合技術院長にはファン・ソンジュ社長が任命されたし、生活家電事業部長にはイ・ジェスン生活家電事業部開発チーム長(副社長)が有力に論議されている。このことから、サムスンは国内外の不確実性を考慮して「3人の代表・部門長体制」はそのまま維持して安定を追求しながらも、段階的な世代交代に突入したという評価が出てくる。

この日の人事には4人の社長昇進者が含まれた。昨年の社長団人事では2015年以来で最も少ない2人だけが昇進したことと比較するとやや拡大した。 IM部門ネットワーク事業部長のチョン・ギョンフン副社長、ファン・ソンウ総合技術院副社長、チェ・ユノ事業支援タスクフォース(TF)副社長がそれぞれ社長に昇進した。

サムスンSDS事業運営統括のパク・ハクキュ副社長は、サムスン電子DS部門の経営支援室社長に昇進した。イ・インヨン サムスン電子社会貢献業務総括顧問はCR(対外業務)担当社長に異動した。また、系列会社であるサムスン電気の新社長には、サムスン電子のメモリソリューション開発室長だったキョン・ゲヒョン副社長を昇進・内定した。

サムスンの金融系列社の人事は21日に断行されると思われる。サムスン生命のヒョン・ソンチョル社長が勇退を表明し、サムスン資産運用のチョン・ヨンムク社長が後任に起用される可能性が高いことが伝えられた。チョン社長はサムスン生命の資産運用本部長などを歴任している。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-20 20:13:00