トップ > 数字経済 > 企業 > サムスン電子、米の生活家電市場で4年連続シェア1位

サムスン電子、米の生活家電市場で4年連続シェア1位


サムスン電子は昨年、世界最大の家電市場である米国で過去最高の市場占有率を記録し、4年連続で1位を占めた。 5日、市場調査会社のトラックライン(Track Line)によるとサムスン電子は2019年、米国の生活家電市場で金額ベースでのブランド別シェアで20.5%を占め、4年連続で1位に上がった。昨年の第4四半期のシェアも四半期ベースでの最高値である21.6%で、15四半期連続で1位を守った。

トラックラインは四半期ごとに冷蔵庫や洗濯機、乾燥機、レンジ、食器洗浄機などの大型家電を合算して、ブランド別シェアを提供する。昨年の年間ベースでサムスン電子が米国市場で記録した生活家電のシェアは、この統計が集計された2010年以来の最高値だとトラックライン側は説明した。

製品別にみると、サムスン電子の乾燥機はシェア20.8%を記録して3年連続で1位を占め、第4四半期のシェアも21.5%で四半期ベースでも最高の製品として評価された。洗濯機は昨年の年間シェアが20.5%で、4年連続で1位を突っ走ったし、乾燥機と同時に購入するケースが多いドラム式洗濯機は年間29%という圧倒的シェアを記録した。

サムスン電子は「昨年発売した乾燥機・洗濯機の新製品は、米国の消費者の好みを反映して色やランドリーと乾燥時間、エネルギー効率などの設計と性能の両方で好評を受けて市場を主導した」と説明した。

冷蔵庫は昨年の年間シェア23.7%で、第4四半期のシェアも25.5%を記録して、やはり4年連続で1位を維持した。特に冷蔵庫市場で高級品に分類されるフレンチドア冷蔵庫は年間シェア32%と第4四半期のシェア34.9%で、11年連続で1位を守った。フレンチドア冷蔵庫は上冷蔵・下冷凍の構造で、上部の冷蔵室が両開きの大容量冷蔵庫だ。

一方、サムスン電子はドイツの国際デザインコンペ「iFデザインアワード2020(International Forum Design Award 2020)」で金賞2つを含めて計61個の賞を受けたと明らかにした。

サムスン電子は今年の部門で金賞を受けたカスタム冷蔵庫「ビスポーク(BESPOKE)」、ライフスタイルテレビ「The Sero」を含めて計34個の賞を受けた。また、コンセプト部門で8つを、コミュニケーション部門で17、パッケージ部門で2つの賞をそれぞれ獲得した。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-05 17:42:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア