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現代・起亜自動車、「コロナ」で中国販売が苦戦


  • 現代・起亜自動車、「コロナ」で中国販売が苦戦

「コロナ19」の拡散で中国の内需心理が萎縮したことから、韓国自動車業界の実績が揺れている。昨年に経営陣を交換し、今年の事業体質の改善などを通じて再跳躍を準備していた現代自動車グループは予期せぬ暗礁に会った。

24日の欧州自動車工業協会(ACEA)によると、先月の現代自動車と起亜自動車の欧州販売実績はそれぞれ4万1527台と3万7931台と集計された。前年同期比でそれぞれ7.1%と0.3%減の実績だ。

去る1月の欧州全体の自動車販売実績は113万5116台で、昨年の同じ期間よりも7.4%減少したという点を勘案すれば、相対的に善く守ったという評価が出てくる。同じ月の現代自動車(ジェネシスを含む)と起亜自動車の米国販売実績はそれぞれ4万4143台と4万355台で、前年同期比で6.4%と5.1%上昇した。

現代自動車グループは世界3大自動車市場の中で米国と欧州で堅実な実績をあげたが、中国では再び不振から抜け出せなかった。

中国乗用車連席会議の(CPCA)によると、1月の北京現代の小売基準の販売台数は6万6085台で、前年同期比で40.1%急減した。先月、中国の自動車全体の販売台数が21%以上も減少したという点を勘案しても、販売量の減少幅は予想よりも大きかった。現地ディーラー各社を対象に集計した卸売り基準の順位では、15位圏外に押し出された。

これよりも大きな問題は、今後の販売実績だ。「コロナ19」の拡散の影響が本格化し、中国の内需心理が萎縮しているからだ。

現代自動車グループの中国の事業戦略も、修正が避けられないと見られる。現代自動車は今年、中国の販売目標を75万台に設定して、年内にジェネシス・ブランドをローンチする計画だった。
  • 毎日経済_パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-24 17:37:10




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