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キンテックスの金型展覧会に7万人集る…輸出32億ドル、世界3位に浮上

GM・マヒンドラも韓国金型に興味 

  • キンテックスの金型展覧会に7万人集る…輸出32億ドル、世界3位に浮上
△写真=14日まで京畿道一山のキンテックスで開かれる国際金型及び関連機器展で観覧客が斗山インフラコアの多目的コラムムービングマシニングセンタを見ている。 [キム・ホヨウン記者]

昨年、韓国の金型業界は史上最大の輸出実績を記録した。技術革新と様々な販路開拓により、輸出32億ドル、貿易収支30億ドルの黒字を出したのだ。金型は、自動車の車体、スマートフォンの部品などの製品を作る時の型となるもので、業界全体を支える分野だ。しかし、好実績にもかかわらず、最近、金型業界の危機意識はさらに高まっている。円安に支えられた日本の金型メーカーと低価格製品を武器にした中国の金型メーカーの攻勢があるからだ。

このような状況で行われた第22回「国際金型及び関連機器展(INTERMOLD KOREA2015)」は、韓国の金型産業の力を確認する場になった。来る14日まで京畿道高陽市キンテックス(KINTEX)で開かれている韓国のINTERMOLD KOREA2015は、ドイツのEUROMOLD、中国のDie&Mould Chinaとともに世界3大グローバル型展覧会と呼ばれる。

韓国金型工業協同組合(バク・スンファン理事長)が主催し、産業通商資源部、中小企業庁、京畿道、中小企業中央会、中小企業振興公団、KOTRA、韓国生産技術研究院が後援するこの展覧会は、1981年に始まり、今年で22回目を迎えた。

金型工業協同組合の関係者は、「展示会には20か国から430社が参加し、合計の訪問者が7万人に達すると見られる」とし「様々な新技術、新製品を披露して韓国の金型が世界に広がっていくようにする交流の場となるだろう」と説明した。

展示場で会った金型メーカーのチェヨンソルテックのカン・ソンヨウン専務は「プラスチック射出成形技術で作られたLCD導光板のように、当社で最近開発された製品や技術を展示会で披露した」とし「バイヤーが直接ブースを訪れ、輸出契約について問い合わせるなど、販路の確保にも助けになる」と述べた。

11日には、全世界の有望なバイヤー60社を特別招待し、国内の金型及び関連企業との輸出相談会を行った。この日の商談会には、GM、マグナ(Magna)、扶桑(Fuso Machineworks)、マヒンドラ(Mahindra)など、世界のグローバル企業が訪れ、韓国の金型購入商談を行った。

金型工業協同組合のパク理事長は「金型の生産10兆ウォン時代を迎えた韓国の金型産業は規模でいうと、生産量は世界5位、輸出額は世界3位だ」とし、「国内市場の低迷、日本の円安、韓中FTAなどで困難を経験している時期にINTERMOLD KOREAを通じて、多くの参観者がさまざまなネットワークを確保して情報を交換することができるようにする計画だ」と話した。
  • 毎日経済一山=キム・ジョンボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-11 17:57:25




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