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防弾少年団の世界的人気の根はフィリピン?


■ SNS統計サイト、ソーシャルベーカーズの分析

韓国アイドルグループ防弾少年団はソーシャルネットワークサービス(SNS)で、フィリピンのファンの絶対的な支持を受けていることが分かった。英語を公用語として使うフィリピン人がアップした記事が、防弾少年団の世界的な人気の拡大を後押ししたという分析が提起されている。

22日、ソーシャルメディア専門統計サイトであるソーシャルベーカーズによると、防弾少年団の公式フェイスブックページに「いいね」をクリックした513万人(国籍把握済みのユーザー)のうち、124万787人がフィリピンでページを購読している。これは全体の24.17%に相当する数字で、2位のベトナム(8.29%)の約3倍に達する。

このページは防弾少年団の所属事務所BigHitエンターテインメントが直接運営し、アルバム発売情報や公式動画・画像などをアップロードする。

防弾少年団のTwitterアカウント(@BTS_twt)も、フィリピンのフォロワーの活動が目立つ。ツイッターコリアは、防弾少年団のTwitterの全フォロワーのうち3番目に多くの数がフィリピンで発生したと明らかにした。これは韓国や日本など、防弾少年団がアルバムを公式に発売して活動している二つの国を除いて最も大きな数字だ。防弾少年団の多くのSNSページのTwitterアカウントは、メンバーがセルフィーと記事を直接アップして、実質的にコミュニケーションの窓口の役割を果たしていると評価される。

フィリピンは英語を公用語に使っているために、ファンのSNS活動が英語圏の国々に容易に露出する特徴がある。去る7月、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のジャーナル「MITテクノロジーレビュー」に紹介された論文『ビデオ伝染病:世界中口コミで広がったサイの『江南スタイル』ミュージックビデオ』もこの点を集中分析した。サイのミュージックビデオが米国と英国など、英語圏の居住者が関心を集めるようになったきっかけは、フィリピンのTwitter利用者の投稿だったという主張だ。

研究者はこれを立証するために、『江南スタイル』が登場した2012年7~9月に『江南スタイル』を言及したTwitterの利用者580万人のビッグデータを分析した。論文の著者らは、フィリピンが『江南スタイル』伝播の根になった理由として、△韓国と地理的に隣接、△フィリピン人が韓国大衆文化に精通している点、△英語を公用語に使って、世界に韓国人がたくさん拡散している人口的特性などをあげた。防弾少年団に言及したフィリピンのSNSユーザーの投稿も、同じ経路に沿って広がって出て行ったものと推測される。

一方、この日にBigHitエンターテインメントは去る9月、防弾少年団はTwitter最多リツイートでギネス記録に登録された事実を明らかにした。 「ギネスワールドレコード」が発表した「ギネス世界記録2018」によると、防弾少年団は「ツイッター最多活動」男性グループ部門でリツイート数15万2112回を記録し、ギネスブックに上がった。

ギネス世界記録のTwitter最多の活動は、男性ミュージシャン・女性ミュージシャン・男性グループ・女性グループなどに細分化して発表し、今年5月11日までの記録をもとに作成された。BigHitエンターテインメントの関係者は、「アメリカン・ミュージック・アワードの公演でTwitterでの言及が増加したと考えている人がいるが、すでに今年5月までの基準でもギネスに登録されたことがある」と語った。
  • 毎日経済 パク・チャンヨン記者 / 写真=BigHitエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-25 01:36:40




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