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今年書店で最も愛された本は「言語の温度」…教保文庫が2018年ベストセラー発表

今年の書店街、文学と政治が笑った 

  • 今年書店で最も愛された本は「言語の温度」…教保文庫が2018年ベストセラー発表
今年書店で最も多くの愛を受けた本は文学と政治書と集計された。温かい慰労の言葉を渡したイ・ギジュの『言語の温度』は総合ベストセラー1位に上がった。

4日、教保文庫が1月1日から12月3日までの販売量を集計して発表した資料によると、今年のベストセラー1~3位に上がった本はすべて出版後一歩遅れて注目を集めた「逆走行神話」の主人公だった。1位『言語の温度』と2位チョ・ナムジュの『82年生まれのキム・ジヨン』、3位ユン・ホンギュンの『自尊心の授業』はすべて昨年に出版されて、一歩遅れてベストセラーに上がった本だった。

大統領選挙の年らしく一年間政治書に対する関心も熱く、この分野の売上高は前年比で21.5%上昇した。政治社会分野では、1位『文在寅の運命』、3位『大韓民国が尋ねる』、27位『運命から希望に』など文在寅(ムン・ジェイン)大統領の著書3種が上がった。文在寅大統領が夏休みに読んだ『明見萬里』シリーズが経済経営分野でも2位、4位、5位にそれぞれ上がった。

今年一年、詩 / エッセイ分野が14.1%、小説分野でも12.6%上昇し、文学分野が上昇の勢いを主導した。

総合100位圏に小説分野が25種も占めた。今年の総合2位であり、小説分野の1位である『82年生まれのキム・ジヨン』は、今年初めから政界でイシューになり継続してスポットライトを浴びた。キム・ヨンハの『殺人者の記憶法』(9位)、『ただ二人』(13位)など国内の作家の活躍が目立ち、村上春樹の『騎士団長殺し』(8位)、ベルナール・ウェルベルの『睡眠』(19位)など大型作家の新作が人気を得た。

一方、少子化により初等学習書と中高生学習書分野の販売冊数はそれぞれ11.6%、15.8%も下落したことが分かった。
  • 毎日経済 キム・ソルギ記者 / ベルナール・ウェルベル | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-04 11:05:06




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