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「酒日和」 ①:延禧洞「イッパリ」


おいしい料理とお酒と良い友人と一緒なら、これ以上の幸せはない。そこで私たちはさっき会って思い切りおしゃべりした友人と別れてから、またSNSで2次おしゃべり三昧教になるのかもしれない。友人たちとの飲み会はもっと楽しい。いくら「ホンスル(一人酒)」が流行っても、おいしいおつまみをあれこれ味わうときはやはり三々五々集まってというのが最高だ。

■ 延禧洞「イッパリ」

  • 「酒日和」 ①:延禧洞「イッパリ」


母の手作りの味がいっぱい詰まった韓国料理を味わうことができるところだ。食材はすべて国内産。直接漬けたチャン(みそ)とキムチ、長い時間をかけてとったスープで味をつける。この店が韓国料理マニア、それも中毒性の飲食愛好家から人気を得る理由は、シーズンごとに変わる旬の食材で作る季節のメニューだ。旬の食べ物は誰がいつ食べても新鮮でおいしい。少し前に海から上がった絶頂期の魚、収穫期の農場から出荷されたフルーツ、山と野から摘みたてのハーブと根野菜で作られた料理なので味はもちろん、栄養価もまた完璧に近いと言える。

こうして作った代表メニューが朝鮮醤油ユッケ(2万8000ウォン)、トガニ味噌鍋(2万8000ウォン)、ピコマク蒸し(1万8000ウォン)などだ。季節に合わせた今日の特選メニューも注目するに値する。無添加のチャムゲジャン(1万8000ウォン)、特選アワビ粥(3万6000ウォン)、子持ちカレイ焼き(1万8000ウォン)、自然産のトガリさしみ(1万8000ウォン)、三千浦産トクチャジャジャガイモ煮、三千浦産タコのトンチム、カッキムチポッサム、盈徳産ズワイガニ和え物などがそれだ。もちろんこのような季節のメニューは頻繁に変わるため、この記事で紹介するメニューがいつもあるというのではない。

「イッパリ(葉)」の2番目の利点は、さまざまな伝統酒を確保しているということだ。朝鮮時代の3大銘酒である「竹瀝膏(チュンリョクコ)」「甘紅路(カムホンロ)」「梨薑酒](イガンヂュ)」から、「美人濁酒(ミインダクチュ)」「又麯酒(ウゴクチュ)」など10種類以上のマッコリと、「慶州レ法酒」「ソルファ」などの清酒、火堯、ムンベ酒などの蒸留酒や泡盛など、わが国の伝統酒が40~50種あまりがある。

位置:ソウル市西大門区延喜4
時間17:00~深夜(ラストオーダー23:00)、週末17:00~23:00(ラストオーダー22:00)
*日曜定休

  • 「酒日和」 ①:延禧洞「イッパリ」
  • 毎日経済_文と写真:チョン・ミヨン(アートマンテキストシンク) | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-07 15:45:24




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