トップ > カルチャー > カルチャー > 「バーニング」シン・ジョムヒ美術監督が「バルカン賞」受賞

「バーニング」シン・ジョムヒ美術監督が「バルカン賞」受賞


  • 「バーニング」シン・ジョムヒ美術監督が「バルカン賞」受賞


『バーニング』のシン・ジョムヒ美術監督が2018年のカンヌ映画祭技術部門最高賞の「バルカン賞」を受賞する快挙をおさめた。

映画『バーニング』(イ・チャンドン監督)がカンヌ映画祭で国際映画批評家連盟(FIPRESCI)が授与する2018カンヌ映画祭国際映画批評家連盟賞受賞に続き、最高技術賞に該当するバルカン賞まで2冠を獲得した嬉しいニュースをフランスから伝えた。

『バーニング』のシン・ジョムヒ美術監督は「『バーニング』だけの独自のミステリーを、恍惚としながらもリアルなミジャンセンで実現し、バルカン賞受賞の喜びをともに味わった。

シン・ジョムヒ美術監督は、1999年に『ペパーミント・キャンディー』でイ・チャンドン監督との縁を通じ、2018年『バーニング』で世界的なバルカン賞の受賞までおさめ、世界中で大韓民国映画界の位相を高めた。

『バーニング』の中の美術は場面ごとに、それこそ一幅の絵のように具現され、全世界の批評家やアーティストおよび映画人らに大きな好評を導いたことがある。

バルカン賞側は「『バーニング』のシン・ジョムヒ美術監督は作品の中の登場人物たちのキャラクターを立体的に作り出すために大きく寄与し、この賞を受賞した」とした。

バルカン賞は撮影・編集・美術・音響をあわせて、技術的に世界的な映画アーティストを選定する賞だ。大韓民国では2016年の『お嬢さん』のリュ・ソンフイ美術監督が韓国人初の受賞したことがあり、2年ぶりに韓国映画界の独特なウェルメイドのアートワークの力を見せた。

シン・ジョムヒ美術監督は「立派な監督を迎えて最善を尽くしただけなのに、過分の賞を与えられた。全てのスタッフが私以上に神経を使ったのに、運が良くて私が賞を受けたみたい。『ペパーミント・キャンディー』のときに監督に会って今年で20年目になり、大きな贈り物を受け取ったみたいだ。美術労働者として無謀に見える汗の価値を分かってくれる賞があるというのが嬉しく、韓国映画の重要な部分を担って、今日も現場を働くすべての芸術監督に感謝したい」と意味深い受賞の所感を伝えた。

『バーニング』は流通会社のアルバイトのジョンス(ユ・アイン)が子供の頃に近所の友人ヘミ(チョン・ジョンソ)に会って、彼女から正体不明の男ベン(スティーブン・ヨン)を紹介されて始まる、秘密めいた強烈な話を盛り込んでいる。
  • 毎日経済スタートゥデイ_ヤン・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-27 00:39:27




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア