100万心臓が「ドキドキ」…KCONの威力

韓流祭りに世界がともに熱狂 

  • 17日(現地時間)、米国LAのステイプルスセンターで開かれたKCONコンサートで、新人グループATEEZ(エイティーズ)が公演している。 ロサンゼルス=シン・ヒョンギュ特派員



「娘と一緒に来たのかって?いいえ、私が見たくて来ました」。去る17日(現地時間)、韓流コンテンツの展示やコンサートイベントKCON LAで「ATEEZ(エイティーズ)」を待っていた40代の男性ローレンス・イプサント氏(パームスプリングス在住)はこう言った。

15~18日の四日間、米国LAコンベンションセンターとステープルズセンターで開かれた「KCON 2019 LA」は老若男女や人種などをはかることができないほど、さまざまな人々が韓流コンテンツや商品を楽しむために訪問した。

今年10万人を突破した国際舞台最大の韓流イベントであるKCON LAの主人公は、だんぜんグローバルな韓流ファンだった。「SF9」のユ・テヤンさんのファンというジェニファー・ドーソン氏(サンタバーバラ在住)は「外観やメロディにダンスなど、Kポップのすべてがとても良い」と言う。

このような韓流ファンは韓国企業の海外進出に心強い橋頭堡となっている。米国・欧州・東南アジアや中東など、全世界を巡回して開催されるKCONは韓流スターコンサートと一緒に、韓国中小企業の製品を展示・輸出するプラットフォーム性格を持つイベントだ。 2012年に米国アーバインで最初は観客1万人で起動したが、LAで最も多くの韓流ファンが訪れている。主催側のCJ ENMによると、今年初めてKCON LAは入場者数10万3000人を記録した。 2017年8万5000人、2018年9万4000人から今年は10万3000人に増えたわけだ。 CJ ENMの関係者は「2014年にLAで国際舞台にデビューした防弾少年団がいなかったにもかかわらず達成した数値」だと述べた。 Kポップのコンテンツが底辺だけでなく、固定的なファン層が厚く落ち着いたということだ。

実際、KCONの累積観客数は今回のLAのイベントを契機に100万人を突破した。正確な統計は数ヶ月後になって集計されるが、会場を訪れたKCON参加者のうちで韓国人はほとんど見なかった。主催側は「歴代の記録によると来場者の67%が24歳以下で非常に若いし、民族的にも非常に多様な分布が見られる」と明らかにした。

KCONの中核イベントはコンサートだったが、展示場を訪れた観客の延べ人数は展示会が多かった。総観客数10万3000人のうちでコンベンション参加者は7万1500人であり、コンサートの参加者は3万1500人だった。韓流スターらとKポップ、Kビューティーなどの韓国ライフスタイルを楽しみに来た韓流ファンの力は購入につながっている。

韓国国際文化交流振興院が発表した2019海外韓流の実態調査の結果、韓国文化コンテンツを経験した後に韓国に対する認識が「肯定」に変わったという応答は米国を基準にして60.8%だった。このためKCONの主催であるCJ ENMは、自力では世界市場への進出が容易ではない中小企業のために、中小企業ベンチャー部などと一緒に国内の中小企業40社を招待した。これら各企業はKCON内に別展示場を設けて、韓流ファンを対象に広報を行った。のみならず、KCON会場で別途に用意された輸出相談会を通じて、現地のバイヤーとB2Bの販路確保ができる機会も持っている。CJ ENMによると、これまでKCON LAに参加した中小企業は計257社にのぼる。

一方、韓流ファンたちの爆発的なエネルギーは、17日の夕方開かれたKCONコンサートで集中的に発散された。このコンサートには「エイティーズ」をはじめ、 「モモランド(MOMOLAND)」「SF9」「ニューイースト(NU`EST)」「アイズウォン(IZ*ONE)」「AB6IX」などが出演してファンと交感を持った。派手なパフォーマンスと強烈なエネルギー、耳に刻まれるメロディーと心までドキドキさせるビートで舞台をひきつけたアーティストは、それぞれ流暢な英語でコンサートを訪れた観客と疎通した。
  • 毎日経済_ロサンゼルス=シン・ヒョンギュ特派員 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-19 16:53:42