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Wearable X Fair、しゃべってクーポンをくれる靴から健康お知らせTシャツまで

国家プロジェクトのさまざまなウェアラブル機器を紹介 

  • Wearable X Fair、しゃべってクーポンをくれる靴から健康お知らせTシャツまで
ウェアラブル機器の時代は想像が現実になる世界として定義されるかもしれない。私たちは皆、思ったより多くのものが自分で操作はもちろん、制作まで可能であるほど進化した世界に生きている。

去る23・24日の両日開催された「ウェアラブル・エックス・フェア(Wearable X Fair)」では、国家プロジェクトで作られたさまざまなウェアラブル機器が紹介された。これらの多くは、実用化が不確実な状態ではあるが、ウェアラブル機器がどれだけ身近に近づいてきているのかを実感させた。

最も目立っていたトーキング・ヒールは別名しゃべる靴で、足の疲れ、キスの誘導、危険などの状況に応じた通知機能と一緒に靴底に付着したセンサーを使用してクーポンを受け取るなどが可能なメンバーシップカードの代替まで、女性に必要な機能だけを装着した。トーキング・ヒールの開発者は製作過程から機能と使用方法まで説明する映像をユーチューブにアップロードしウェアラブル機器に対する大衆的な共感帯を形成したりもした。トーキング・ヒールは複雑な機械の装備が必要なため現在としては実用化の可能性は低い。しかし、エンターテイメントの要素が強調されたウェアラブル機器でショッピングモールやテーマパークにて興味を持ちそうなコンテンツが集大成されているという点で注目を集めるには十分に見える。

これとは異なり、Tシャツを着るだけで健康管理はもちろん、主治医との継続的な情報交流が可能なウェアラブル機器が紹介された。プロトタイプとして提示されたスポーツブラとトップは心臓の拍動が検出されるところにスマートフォンのアプリと連動できるセンサーを装着して、日常の運動時の過負荷はもちろん、就寝などの動きがない場合にも、健康上の信号を検出、通知機能が動作するように設計された。大学研究所と企業が連携して国家プロジェクトを実行しており、実用化するかどうかは決定されていなかったが、十分に大量生産が可能なインフラを構築しているということが研究を行った大学関係者の説明だ。

今では世界は知っているだけ見えるものではなく、想像するだけ見える時代に入った。ウェアラブル機器は、これを証明する代表的な事例として、これ以上ブロックバスターにのみ登場するのではなく、日常で消費されるものとなっている。
  • シークニュース ハン・スクイン記者 / 写真:ユーチューブキャプチャ、シークニュースDB
  • 入力 2014-08-25 11:16:09




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