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「私はチャン・ボリ!」で国民を泣かせる子役キム・ジヨンの涙の演技


MBC週末ドラマ『私はチャン・ボリ!』で全羅道の方言を自由に駆使して大人よりも心根の深い6歳ビダンに扮するキム・ジヨンの涙演技が視聴者の心を掴んでお茶の間までも泣かせている。

最近、サイダスHQと専属契約を結んで今後の歩みが期待される俳優として浮上したキム・ジヨンは2005年生まれの僅か10歳の年齢だ。まだ甘えることも良く似合う年頃だが、視聴者の心に響く名品演技を繰り広げてお茶の間に名前を知らせた。

去る24日放送された『私はチャン・ボリ!』では母ボリ(オ・ヨンソ扮)の結婚のために自分がいなくならねばと判断、家を出て苦労しているビダンの姿が描かれた。小学校にも入学していない年齢の子供が母親の結婚を成就させるため、こぶのようにくっついている自分を本人自ら投げ出す行動で視聴者たちの涙腺を刺激した。とても早く大人びた6歳の子供の行き過ぎた行動が反感を呼ぶ危険もあったが、大人顔負けの秀でた演技がこれをすっきりと払拭させた。これはすぐに視聴者に共感を呼び起こしビダンの胸締め付ける悲しみがしっかりと伝わった。

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キム・ジヨンは『私はチャン・ボリ!』で突然注目を受けたものではない。映画「かくれんぼ」(2013年)、SBSドラマ「私の人生、恵みの雨」(2012年)などいくつかの作品を通じて自身が担う演技を忠実に消化した。そして去る3月に放送終了したSBSドラマ「3回結婚する女」にてキム・ジヨンの演技は輝き始めた。オ・ウンス(イ・ジア扮)の最初の夫との娘、スルギ役をえんじて繰り返される離婚と結婚に疲れた母を心根深く理解してやる演技をリアルに消化して演技のスペックを広げた。

「3回結婚する女」のスルギは彼女が大人よりも寛大になれる性格を淡々と描き出すことができた原動力となった。成熟した演技を自然に描き、大人の演技者にも難しい抑えられた感情線を表現して視聴者たちに存在を知らせた。当時共に呼吸を合わせた俳優キム・ヨンリムは「小さな子供が演技をしっかりとやりきって不思議であり、ただただ可愛かった」と賞賛し彼女の卓越した演技に力を加えた。

キム・スヒョン作家のしっかりとしたシナリオと演技指導も一役買った。しかしもっと重要なことは配役を理解して役の感情を引き出すことは彼女の演技への情熱があってこそ可能だった。当時パク・テヨン制作総監PDは「キム・ジヨンは子役にもかかわらずドラマの中のスルギの複雑ながらも可愛そうな心理状態を他の俳優に劣らなず演技した」とし「子役らしくない強い情熱で休憩時間にも絶えず座って台本を読んで暗記した」と彼女の名品演技がただ出ているものではないことを証言していた。

彼女の努力によってもたらされた演技の成果は放送社を超えて進化が発揮された。『私はチャン・ボリ!』にて視聴者たちの涙腺を刺激していることに加えてSBS月火ドラマ「誘惑」ではミヌ(イ・ジョンジン扮)の3番目の娘ユナに扮して大人たちの葛藤を助長するような少し悪い子供悪女のイメージを描いている。突然の父親の離婚と再婚、新しい母親の登場に困惑するユナの内的葛藤を表現するキム・ジヨンは子役には無難ではない、やや深みのある子供悪女役も自然に演技しているという好評を受けている。

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このようにキム・ジヨンの演技は積み重ねられている。まだ子供の年齢、彼女がさらに大きく成長する可能性は無限大だ。俳優シム・ウンギョン、ヨ・ジングなどの期待を上回る演技を繰り広げる子役たちは大人の演技超えて子役のイメージを脱ぎ捨て再び注目を受け、次世代スター隊列に合流した。キム・ジヨンの今まで見せてきた歩みが続くとすれば、私たちは彼女たちと肩を並べるもう一人の名品俳優を期待してみることができるだろう。
  • MBNスター パク・ダヨン インターン記者/写真=「来た!チャンボリ」キャプチャー、MBC | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-27 10:34:29




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