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「君を憶えてる」12話あらすじ ソ・イングクがついにパク・ボゴムの正体に気づき、懺悔の涙

「君を憶えてる」12話 

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  • 「君を憶えてる」12話あらすじ ソ・イングクがついにパク・ボゴムの正体に気づき、懺悔の涙


互いの本心を知らなかったり、タイミングが合わないとすれ違う愛のように、『君を憶えてる』のソ・イングクとパク・ボゴムの兄弟愛もすれ違ってしまった。今となっては取り返すことが難しいのだろうか・

28日放送されたKBS2月火ドラマ『君を憶えてる』にてイ・ヒョン(ソ・イングク扮)は20年ぶりに弟イ・ミン(パク・ボゴム扮)と正面から向き合った。大きくなった弟を見て申し訳ない思いのイ・ヒョンと、兄に対する怒りと恨みに溢れるイ・ミン。ヒョンとミンの兄弟愛は二人が離れて過ごした時間ほどにゆがんでいた。

死体のない殺人の真犯人が自身の弟ミンであるならば、彼がチョン・ソンホであるという予感を持ったヒョンはナ・ボンソン(チェ・ドクムン扮)が差し出した書類に入っていたソンホの写真と共に殺人動機に気づいた。ソンホは誰かを捨てた人物だけを選んで殺し、頭の中では自分を捨てた兄ヒョンを繰り返し殺害していたのだ。ソンホの写真まで確認するや、しっかりと的中していた悲しい予感にヒョンは心が折れるような胸の痛みに涙を流した。しかし、突然チュ・ヨンジェの両親も自分たちの子供を捨てたという事実を思い出したヒョン。彼は弟が再び殺人を犯すのではないかと、急いでソンホの家を訪ね、家に戻ってきた彼と向き合うことになる。

じっとソンホを見つめ、「あなたが、お前がミンだった」と口を開いた。しかしソンホは「どうやってここが分かったんだ?」と冷たく質問し返し、「とても遅くなった。ごめん、ミン」というヒョンの言葉にも無関心を一貫した。今もソンホにとってヒョンは自分をイ・ジュニョン(D.O.扮)に引き渡した人物、そして約束を破った人物であるだけだった。幼いヒョンはイ・ジュニョンに「お父さんは僕を怪物のように見ます。でも本当の怪物は僕の弟、ミンです」と話していた。

誰にも話さず、二人だけの秘密にしていたことを、他の誰でもないヒョンがイ・ジュニョンに直接話したため、ミンが兄から感じた裏切りと憎悪は想像を絶するほど大きくなっていた。そして自身を探しもせず、周囲をうろついても覚えようともしないヒョンを憎み、いつしかミンの誤解はしこりとなって事実として固めてしまった。

しかし、弟がおかしいという事実を知っていたヒョンは僅か9歳だった。幼い子供が抱えるにはつらい秘密をイ・ジュニョンに打ち明けてしまったが、ミンを保護しようと自分なりに最善を尽くした。父親が自身を疑っても、絶対に真実を話さず、代わりに秘密の部屋に閉じ込められることを選択した。幼いミンがヒョンをとても大切に思っていたように、ヒョンも同じだったためだ。そうしてでも守りたかった弟であったため、怪物となった弟の前でヒョンはとめどない罪悪感の涙を流す他になかった。

残忍な運命に置かれた二人の兄弟の再会。しかし、ただ悲劇的なだけではなかった。今後再びミンがねじれた道を歩んでくれば、必ずやどこかでヒョンが現れ、彼の手を掴むものという確信が生まれたためだ。ともすれば二人もいつか心から笑って向き合うことができるかもしれないという期待が高まる。
  • MBNスター ソン・ジナ記者/写真=放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-07-29 09:25:03




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