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「スーパーマン」は三つ子がいなくても大丈夫だろうか


  • 「スーパーマン」は三つ子がいなくても大丈夫だろうか
俳優ソン・イルグクと三つ子の親子がKBS2『スーパーマンが帰ってきた』から降板する。三つ子は『スーパーマンが帰ってきた』のマスコットとして視聴者から大きな愛を受けていた。三つ子のいない『スーパーマンが帰ってきた』は大丈夫だろうか。

制作陣は22日「ソン・イルグクさんと三つ子のテハン、ミングク、マンセは昨日(21日)、最後の撮影を無事に終えました。既存の撮影分と最後の撮影分が多く残っている関係から、最後の放送は2016年2月になる予定です」と明らかにした。

制作陣は「これまで明確に降板するかについて区分をせずに撮影を続けていましたが、最近、降板と関連したイシューが膨らんだことを契機に、制作陣と数回相談した末に最後の撮影スケジュールを決定することになりました。降板するかどうかについて明確に区分できず、混乱をきたした点については寛大なご理解とご了承をお願いいたします」と伝えた。

去る2014年7月に初めて出演したソン・イルグクは、普段、バラエティ番組に出演しておらず、放送前から期待を集めていた。

その後、ベールを脱いだテハン、ミングク、マンセは『スーパーマンが帰ってきた』の人気をけん引した張本人となった。視聴者は三つ子にすっかりはまってしまった。特に三つ子は、それぞれ個性のはっきりした外見と、並みならぬ愛嬌で視聴者の心をすぐに掴んだ。その中でも視聴者を笑顔にしていたのは、三つ子の秀でた言語礼節だった。普段から正しいしつけにより話題を集めていたソン・イルグクは、他のどのお父さんよりも礼儀を重要視した。

そのため三つ子は、飲食店に行っても「おばさま、ご飯ください」と話したり、広場でミニカーに乗りながらも「少しだけどいてください。皆さん、すいません」といった特有の優しさと情のこもった話し方を見せて話題になっていた。特に、ソン・イルグクをつど「アボジ(お父さん)」と呼びながら、子どもらしからぬ、大人のような礼儀を見せて大きな人気を集めた。

三つ子の活躍により、三つ子は視聴者の愛を一身に受け、ソン・イルグクもやはり善良なイメージを持つ「国民のお父さん」として認識されるようになった。また、『スーパーマンが帰ってきた』内でも、視聴率をけん引する役割を果たし、視聴率は上昇を続けた。

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そのような三つ子の降板は『スーパーマンが帰ってきた』に大きな打撃を与えるしかないだろう。先立ってソン・イルグクの降板説はソン・イルグクがKBSドラマ『チャン・ヨンシル』出演を確定しながら、数回にわたり記事化されてきた。これを意識した制作陣もやはり、新しい出演陣を探し続けていた。

その結果、最近、イ・ドングクとイ・スジン夫婦の5兄弟が投入された。『スーパーマンが帰ってきた』史上、最大の規模を誇る後発走者として参加したのだ。おてんばな娘たちの活躍の中で、これから成長を始めるテバクが視聴者の視線を捉えている。10月の放送でテバクが初めての一歩に成功し、イ・ドングクを笑顔にした。あんよまでは無理だったが、それでも長い時間立っていた姿が、視聴者の心をジーンとさせた。

しかし、5兄弟が三つ子のように『スーパーマンが帰ってきた』に完璧に適応した状態ではまだない。視聴者と出演陣が関係を築くのにかなり長い時間がかかるからだ。

そのことから、三つ子のいない『スーパーマンが帰ってきた』は危機に陥ったと見る意見もある。しかし、既存のメンバーであるイ・フィジェと双子、チュ・ソンフンとサランのおかげで、すぐに揺れる『スーパーマンが帰ってきた』ではない。去る2014年、チャン・ヒョンソン親子の降板当時にも、視聴者は残念がっていた。しかし、すぐに彗星のように登場した三つ子が『スーパーマンが帰ってきた』の人気をつなげた。

今回は三つ子の降板後に、ユジンとキ・テヨン夫婦の出演が待っている。『スーパーマンが帰ってきた』の中で、新しい家族は視聴者とどのような関係を作って行くのだろうか。これからの出演陣は、どの時よりも負担を感じることだろう。
  • MBNスター キム・ユナ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-12-22 14:27:18




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