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ユン・サンヒョン、ドラマのために7キロ太り演じたナム・ジョンギ

インタビュー①/② 

  • ユン・サンヒョン、ドラマのために7キロ太り演じたナム・ジョンギ
妻帯者に続き親ばか隊列にのぼったユン・サンヒョンがJTBCドラマ『カッとナム・ジョンギ』ナム・ジョンギ課長として成功的なカムバックを遂げた。日本のドラマに登場しそうなコミックな表情、体の動きはもちろんすさまじく一日を生きる会社員であれば激しく共感する物語をユン・サンヒョンが味わい深く描き出した。

「人が持っている本性はあるようです。他の俳優たちは格好良かったり平凡に演技する場面も、私は違って演技することが好きなようです。子供の頃から顔の表情で何かを知らせ、ギャグを飛ばすことが好きでした。学芸会の時にも直接ギャグを考えて観客が私のギャグで幸せそうにするところを見れば、それがやりがいとなりました」彼のそんなDNAが視聴者を泣かせ笑わせたナム課長として完璧に表意できた絶対的な理由であっただろう。

もちろん、ユン・サンヒョンが今回のドラマを自信を持って「人生作品」と叫ぶことができたことは、ナム課長のキャラクターに向かう彼の愛情深い分析と絶え間ない努力によるものだ。

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「7キロ太りました。普段から三食しっかり食べることを好み、つまみ食いはしない方なのですが寝る前に乳脂肪の多いアイスクリームを含めコンビニ食をたくさん食べました」そのおかげでユン・サンヒョンはフィラーを打ったのではないかと誤解されるほどにパンパンな顔でナム課長となった。

座る暇もなく忙しい会社員を素朴に表現した理由についてユン・サンヒョンは「周りの会社員の友人を見れば寝て起きれば会社、仕事が終われば家を繰り返す生活パターンでした。余暇生活はほとんど楽しむことができないまま仕事に埋もれて生きる会社員ナム課長が格好良く登場してはいけないと考えました」とし、良く食べるからではなく苦労してむくんだ会社員の姿をそのまま表現しようとしたと説明した。

「ドラマ『私の名前はキム・サムスン』でキム・ソナさんが女優にもよらず、なぜあそこまで太ったのか理解できませんでした。けれどこのドラマをやりながらキャラクターに没頭している自らを発見してみて、キム・ソナさんが理解できました」と、俳優がもっとも敬遠する体重増加に自然と足を踏み入れたことになったと伝えた。彼の一言一言から『カッとナム・ジョンギ』に向かう愛着と毎シーンを完璧にしようとした苦労が感じられた。

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おかげで今回のドラマは数字としては視聴率は高いものではなかったが、厚いマニア層視聴者を得て、ストーリーはもちろん俳優たちの演技力においても肯定的な評価を受けている。

彼の周辺にいる会社員の友人たちもまた会社のストレスをすっきり解いてくれる「サイダー」ドラマだったという評を下し、ユン・サンヒョンは「軍生活を含めて、過去の短かったですが会社員生活をしながら感じた甲乙関係が思い浮かんでつらくもあり、やりがいもあるドラマでした」と細かくナム課長を描きたかった彼の本心を聞かせてくれた。

彼が俳優人生ではじめて放送終了後に嗚咽したほどに熱心に撮影したという今回のドラマは演技魂で武装した、しかし正義感のあるナム課長によって絶対多数の韓国の会社員たちの共感を引き出すのに十分だった。
  • シックニュースイム・ソヨン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-14 08:09:00




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