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「テバク」側「チャン・グンソクとヨ・ジングの兄弟愛は最後まで輝く」

「テバク」 

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『テバク』のチャン・グンソクとヨ・ジング、この切なくもすさまじい兄弟の運命はどうなるのか。

SBS月火ドラマ『テバク』(脚本クォン・スンギュ / 演出ナム・ゴン、パク・ソンホ)が放映終了まで2話だけを残している。去る3月に放送を開始して以来、ペク・デギル(チャン・グンソク扮)とヨニングン(ヨ・ジング扮 / 後の英祖)兄弟を中心に繰り広げられたストーリーは、今、絶頂に向かって駆け上がっている。そこで「李麟佐(イ・インジャ)の乱」に続く二つ目の観戦ポイント「兄弟の運命」について見てみよう。

劇中、民を思う温かい心で英雄になったデギルと、新しい玉座の所有者、英祖になったヨニングン。2人は同じ母を持つ兄弟だ。しかし、生来の運命は全く違っていた。デギルは宮で生まれた王子だが、妊娠から6カ月にして生まれたという理由で赤ん坊のときに宮から追い出された。彼の弟であるヨニングンは宮で育ったが、子供の頃から朝廷の激しい権力争いにより虐げられてきた。

捨てられた王子のデギルと王になることができない王子ヨニングン。2人は運命のように向かい合い、関わりながら同じ志を持つようになった。血が引き寄せたのだろうか。デギルとヨニングンは、共通の敵イ・インジャ(チョン・グァンリョル扮)と敵対しながら、いつの間にかお互いにとって欠かせない友になった。そして出生の秘密が明らかになった後は、表立っては表現できないものの、誰よりもお互いのことを考える兄弟になった。

そんな2人の運命に少しずつ、ずれが生じた。玉座をめぐる権力争いの中でヨニングンが生き残るために、兄である景宗(ヒョヌ扮)に胸の痛む手を使ったのだ。弟の選択を信じることができなかったデギルは、彼のそばを離れた。そして、民たちと共に過ごしながら、玉座、朝廷とは関係のない生活を始めた。残されたヨニングンは玉座の主人である「英祖」となったが、厳しく凄絶でありながら、孤独と重い責任に身を震わせなければならなかった。

このように、兄弟の運命は別れたように見えた。しかし、兄弟の共通の敵、イ・インジャが乱を起こし、兄弟は再び向き合うことになった。結局、デギルは玉座に上がった弟のために、イ・インジャのたくらみに釣られている民を救うために、立ち上がった。6月7日に放送された『テバク』22話でデギルがイ・インジャの仲間の一部を犠牲者を出さずに瓦解させ、漢陽に進撃するイ・インジャの足を引っ張った。

今や、2話だけが残っている状況だ。絡まり合った兄弟の運命はどのように流れていくのかが重要な視聴ポイントになると思われる。同時にデギルとヨニングン兄弟が描く兄弟愛は、これまでのどの作品の中で描かれた友情よりも濃く、より感動的なブロマンスになると期待される。放送中、視聴者の熱い関心を集めた兄弟のストーリーがどのように仕上げられるのかが注目される。

これと関連して『テバク』の制作陣は「デギルと英祖の兄弟は、違うようでいて、一方では本当に似ている兄弟だ。波乱万丈の運命の中で兄弟が下す選択と決定、その過程で垣間見える兄弟愛が視聴者の胸を打つことができるように、最後まで最善を尽くす。没入度の高い演技を見せるチャン・グンソクとヨ・ジング、2人の俳優にも大きな関心をお願いする」と伝えた。

一方、『テバク』23話は、6月13日午後10時に放送される。
  • O2CNI / 写真=SBS
  • 入力 2016-06-09 13:30:00




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