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5年ぶりにソロアルバム発表、神話のイ・ミヌ

「ダンスのコンセプト?...強烈よりもしゃれ」/「16年間アイドルスターであることの大きな幸福...同年代のライバルなく、孤独も」 

  • 5年ぶりにソロアルバム発表、神話のイ・ミヌ
「舞台で歌って踊る時がいちばん幸せ。天職みたいだ。歌と踊りがなかったら、私の人生は何もなかったかも。平凡に生きていく自信もなくて」。

ダンスグループ「神話」のメンバー、イ・ミヌ(33)にファンが付けたニックネームは「チャンス(長寿)ドル」であり「ヨクサ(歴史)ドル」だ。デビュー16年めのアイドル系の大先輩だ。アイドルの短い生命力を勘案すると、「ホランイ(虎)がタバコを吸っていた時代」から活動してきたわけだ。そんな彼が2009年以来、5年ぶりにソロアルバム「M+TEN」でカムバックした。去る5日、アプクジョンのあるカフェで会ったイ・ミヌは記者らに、「条件さえ許すなら、死ぬまで音楽をやってみたい」と語った。

彼の長寿の秘訣の1つめは、神話の同僚たちのあいだの堅い友情だ。今は互いの性格を隅々まですべて知り、目つきだけ見ても何を考えているのかだいたい把握できる。

「16年間アイドルスターとして生きるというだけでも大きな幸せ。神話というチームが今まで解体せず、存在し続けること自体が幸運でしょう。みんな考えも深まり、お互いに尊重しています」。

2つめは、ファンの声援のおかげだ。10代でデビューした彼が30代半ばに入っただけに、ファンも一緒に歳をとった。コンサート会場には、夫と子供を連れて来る「おばさん」ファンも多くいる。イ・ミヌは「まだ結婚する相手がいないけど、結婚する時は両親よりもファンの許可をまず得なければならないよう」と冗談を言う。

新しいアルバムのタイトル曲『タクシー』は、ディスコとパンクスタイルの歌だ。2009年ソロ第1集の作業時に既に録音したが、歌の雰囲気がイ・ミヌの心にすっぽり入り、当時は公開できず惜しまれたが、今回新たに編曲・録音して発表した。2009年バージョンは、エレクトリック基盤の都会的な感じだったが、今回の曲は酒に酔ったようなリラックスした雰囲気が特徴だ。ミュージックビデオでは、いままでのヘアとファッションから抜け出し、もつれた髪にベルトまではだけて出演。「ふらふらダンス」「だぶだぶウェーブ」「すりすりダンス」などの振付も歌との相性は抜群だ。

こんな雰囲気はイ・ミヌが、今回のアルバムで追求することでもある。「以前のように、あまりにも枠に縛られて断定し、きっちりして硬い感じを抜いて、リラックスして柔らかく、滑稽で自由奔放な姿をお見せしたい。強烈なステージ、セクシーコンセプトのようなものは既にみんなやってみたわけですからね。正直、今は(後輩アイドル歌手たちがする)「TEENTOP」はやらなくてもすむ年齢じゃないですか(笑)」。

唯一の心配は「孤独」だ。「後輩(アイドル歌手)と競争するつもりは全くありません。しかし、心配はぼくと同じ年齢帯で活動する友人がいないという点。楽屋に行くとみんな後輩のわけだけど、まるで(軍隊に行ってきた)復学生の感じ。こんなこととわかっていたら、1月に出てきたジフン(ピ)と一緒に(活動)するんだった」。

イ・ミヌは今月、ソロアルバムの活動に注力して、3月には神話の仲間たちと一緒に16周年コンサートを開く予定だ。4~5月には国内外で単独コンサートを開催する。「私が表現でき、楽しむことができ、ファンの方々が声援してくださるその日まで、ずっと音楽をしたいです。ファンの方々が私を恥ずかしく感じる瞬間が来ないように、努力します」。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-06 17:09:49




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