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ゲリの新アルバム音源チャート1位、JYPの7人組「GOT7」突風

路地裏のリズム、ヒップホップ...再び大勢になる 

  • ゲリの新アルバム音源チャート1位、JYPの7人組「GOT7」突風
いつも周辺にあったヒップホップは、今年は大勢になるのか。新年早々から「ゲリ」「GOT7」などのヒップホップミュージシャンと、彼らの音楽・パフォーマンスが大衆から好評を得ている。

16日、オンライン音源プロバイダーのメロン・バックス・エムネット・ネイバーなどによると、ヒップホップデュオ「Leessang」のメンバー「ゲリ」が去る15日深夜に発表したソロアルバムのタイトル曲『ちょっと後でシャワーして』が翌日、リアルタイム音源チャート1位を総なめにした。『酒に酔った夜の歌』『ZOTTO MOLA』など、他の収録曲も5位前後を推移している。音源を公開してから二日も経たないという点を勘案すれば、旋風的な人気だ。ゲリの歌が注目を集めている理由は、破格に近い「率直さ」のおかげのようだ。これはヒップホップ特有の属性でもある。

タイトル曲の題名でも分かるように、歌詞は恋人と一晩過ごす内容を素材にしている。ゲリはこの歌で「ちいさいけど可愛い君の胸が僕は好きだ」などの話を、隠さずに直接話法で切り出す。悪口もいとわない。他の収録曲『ZOTTO MOLA』はタイトルから悪口だ。このため、ゲリの歌はすでに地上波では放送不可の判定が下される雰囲気だ。

JYPエンターテイメントは、今月初めに公開した7人組男性アイドル「GOT7」も突風を予告している。GOT7はJYPが「2PM」以後6年ぶりに出した新人で、その最初のヒップホップグループである。JYPがヒップホップアイドルを前面に出したのは、それだけヒップホップが韓国大衆から好評を得ることができるという自信があったからとみられる。

この他に「Beenzino」「Verbal Jint」「San E」などのミュージシャンたちも、各種音源チャートで根強い人気を集めている。

ヒップホップが大衆音楽界で注目を集めるようになったのは昨年からだ。「荒っぽい裏路地のリズム」から脱して、甘くて優しいメロディーとビートを使う「感性ヒップホップ」が登場し、うわさに乗った。他のジャンルの歌手とコラボレーションを行ったかとおもうと、TVの芸能番組にまで進出して大衆に近づいていった。昨年8月にヒップホップミュージシャンたちの間で前例のない、大規模に行われた「ディス戦争」も最近のヒップホップの人気に一役買ったという分析だ。「ディス」とは「ディスリスペクト(disrespect)」の縮約形で、ラップを通じて相手を攻撃するヒップホップ固有の文化だ。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-16 17:04:16




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