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ソン・ガンホ-コン・ユ共演作「密偵」がトロント国際映画祭から公式招待


  • ソン・ガンホ-コン・ユ共演作「密偵」がトロント国際映画祭から公式招待
キム・ジウン監督の新作『密偵』が第41回トロント国際映画祭に入城する。

27日、映画の配給を担うワーナー・ブラザーズコリアによると『密偵』は来る9月8日から18日まで進行される第41回トロント国際映画祭のスペシャルプレゼンテーション部門に招待された。

トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門は、毎年世界的な巨匠たちのそうそうたる新作約70本を披露する部門として、アカデミー最優秀作品賞に輝いた『スポットライト』、カンヌ映画祭パルム・ドールを受賞した『ディーパンの闘い』、トム・フーパー監督の『リリーのすべて』などが紹介されている。

この部門に韓国映画が招待されたのは2011年『カウントダウン』以降5年ぶりであり、2009年ポン・ジュノ監督の『マザー』、2006年ホン・サン巣監督の『海辺の女』などが過去に招待された。キム・ジウン監督は先立って『悪魔を見た』(2010)でスペシャルプレゼンテーション部門に、『グッド・バッド・ウィアード』(2008)でガーラプレゼンテーション部門に招待されており、今回の新作『密偵』で再びスペシャルプレゼンテーション部門に招待されたことにより、トロント映画祭の中でも特に注目される部門に連続して入城することとなった。

トロント国際映画祭のプログラマーであるGiovanna Fulviは「壮大な時代劇であり、目を離すことができないアクションスリラー、魅力的なスパイジャンルの『密偵』は友情、愛国心そして復讐に関する魅力的な物語を聞かせてくれる。暗鬱であり、あまり知られていない韓国近代史時代に一筋の光を見せる『密偵』は優雅でありながら面白さ溢れる映画として、キム・ジウン監督は多様なジャンルを行き来する多彩多能なビジュアルスタイリストであり、もっとも重要な韓国映画監督の一人として位置づいた」と招待理由を明かした。

海外配給を担うファインカットによると、『密偵』は約2000席に達するPrincess of Wales Theaterにて北米の観客と初めて出会う予定だ。Princess of Wales Theaterはトロント国際映画祭招待作が上映されるメイン劇場の中でも規模の面ではトップクラスの大規模な劇場であり、既存の招待作を見ればリドリー・スコット監督の『オデッセイ』をはじめとして『イミテーション・ゲーム』、『ゼロ・グラビティ』など作品性はもちろん大衆性まで兼ね備えた映画が多く、『密偵』の国内公開にもより期待が高まっている。

キム・ジウン監督とソン・ガンホの再会、ソン・ガンホとコン・ユの初共演、ハン・ジミン、オム・テグ、シン・ソンロクなど個性派俳優が映画に多彩なカラーを加えて注目を集めている『密偵』は来る9月秋夕に公開を予定している。

『密偵』は1920年代末、日本の主要施設を破壊するために、上海から京城に爆弾を持ち込もうとする義烈団とこれを追う日本警察間の息を呑むような暗闘と懐柔、撹乱作戦を描いた作品だ。
  • MBNスター チェ・ジュニョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-27 09:28:32




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