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「新婚日記」アン・ジェヒョン-ク・ヘソン、二人の方法で寄り添う夫婦


  • 「新婚日記」アン・ジェヒョン-ク・ヘソン、二人の方法で寄り添う夫婦
童話の中の主人公のように、甘く過ごすだけだと思われたアン・ジェヒョンとク・ヘソン夫妻が「結婚は現実」という言葉のように、現実の中を生きる姿を見せた。アン・ジェヒョンは繊細であり、ク・ヘソンは気さくだった。好きな料理スタイルも、感情を表現する方式もとても違った。これにアン・ジェヒョンはク・ヘソンを「疑問符」だと表現した。

10日放送されたtvN『新婚日記』では、互いに違うアン・ジェヒョン-ク・ヘソン夫妻が互いにあわせ、一歩ずつ近づく姿が電波に乗った。

この日ク・ヘソンとアン・ジェヒョンは互いに違う姿を見せた。まず料理スタイルから違った。繊細なアン・ジェヒョンとは違い、ク・ヘソンは食の好みさえも気さくだった。アン・ジェヒョンが作ったかぼちゃのチヂミにク・ヘソンは「美味しいものを食べたからもっとお腹が空いた」とし「キムチを気ってコチュジャンにごま油を入れて混ぜて食べたらどう?」と提案した。しかしアン・ジェヒョンは微妙な反応を見せた。続けて「ビビンパプは…あんまり」と慎重に口を開いた。

キムチにご飯を混ぜることが好きなク・ヘソンに反し、アン・ジェヒョンは美しく盛られた料理を追及したのだ。しかしク・ヘソンはアン・ジェヒョンの反応を知っていながらも料理を勧める姿を見せ、アン・ジェヒョンは味見して賞賛する反応で互いに近寄った。

彼らの互いに対する配慮は朝早くから始まった。ク・ヘソンは温水が準備される時間がかかるため、アン・ジェヒョンがお湯を使うことができるように先に起きただけでなく、家の中の各種暖炉の火をつけ、犬たちの用便を処理して薪を暖炉に入れ、新しい薪を集めるなどこまめに働いた。

暫くして目覚めたアン・ジェヒョンは朝から苦労したク・ヘソンを発見し「俺が火をつけるからちょっと待って」と優しく声をかけた。先立ってアン・ジェヒョンはク・ヘソンが寝ている深夜に眠りから覚め、外から薪を持ってきた。彼は妻が寒いかもしれないと心配する気持ちから暖炉の火をつけた。このように二人は互いを惜しみなく配慮する姿を見せた。

しかし、こんな温かな配慮の中でも葛藤が起きた。感情表現が違う彼らには避けることのできない過程だった。

まずク・ヘソンは睡眠不足に憔悴した姿を見せた。絵や音楽作業に集中し、休息を取らねばならない彼女からは疲れた気配がはっきりと見られた。何かに没頭することが必要だった彼女が決めたことはピアノ。しかしアン・ジェヒョンはそれに気づかず、彼女の横でリズムを合わせ、愛犬たちが吠えたために集中力が下がった。

アン・ジェヒョンがこの中でク・ヘソンの硬い表情を発見、彼女の気分を解くために気を遣う姿を見せたが、返って逆効果となった。結局ク・ヘソンは一人トイレで気持ちの整理をしたが、アン・ジェヒョンは憂鬱になった。自分のせいでク・ヘソンの気分が悪くなったと考えたアン・ジェヒョンは、ク・ヘソンの気持ちを知りたいと思ったが再び寂しさを憶えたのだった。これに彼らは彼らだけの方式で解決策を探した。それが各自互いのことをすることだった。ク・ヘソンは音楽作りに心酔し、アン・ジェヒョンは買い物に出かけた。

約二時間が流れ、再会した彼らは互いに向かう恋しさで向き合った。また、考えを整理して再び対話を試みる二人は歌詞で悩みを分かち合ったりもした。他の夫婦と変わらない姿だった。この二人は互いを配慮する気持ちの中から各自の考えをしっかりと伝えた。十分な対話。それが二人の和解方式だった。

「結婚は現実だ」というこの日のサブタイトルのように、アン・ジェヒョンとク・ヘソンは互いに違う相手を理解し合わせていく現実的な姿を見せた。そのため童話のように甘くはなかったが、共感帯を高めることができ、笑顔にさせた。互いを大切にし愛する彼らの温かな心が、幻想の中の童話よりももっと美しい場面を作り出すことができるようにしたのだった。
  • MBNスター キム・ソルジ インターン記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-02-11 07:01:01




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