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アン・ソヒの「釜山行き」と「シングルライダー」…撮影が大変だったのはどっち?


  • アン・ソヒの「釜山行き」と「シングルライダー」…撮影が大変だったのはどっち?
「随分後になってからでも、私の演技に100点満点をつけることは難しそうです。常に不足しているようで。見てくださる方が、少しでも発展した、成長したと見てくださるなら、良い点数です。私が点数をつけるのは恥ずかしいですから」

22日午前に会ったアン・ソヒ(26)は昨年観客動員数1000万人を突破した『釜山行き(新感染 ファイナル・エクスプレス)』に続いて、『シングルライダー』(監督イ・ジュヨン、制作パーフェクトストームフィルム)を公開して、自分の演技について発展や成長についての自評をしてほしいという言葉に「常に自ら不足していることを感じる」と話して、観客から「成長した」と言う言葉を聞くことが、良い点数を受け取ることだと話した。

『密偵』に続いて、ワーナーブラザーズの2番目の韓国映画配給作である『シングルライダー』は、証券会社の支店長として安定的な人生を送ってきたひとりの家長が不良債権事件の後、家族のいるオーストラリアを訪れ、衝撃的な真実が明らかになる話を描く。アン・ソヒはジェフン(イ・ビョンホン扮)に助けを求める、オーストラリアでワーキングホリデーを過ごす、ユジナ(ジナ)役を引き受けた。

『釜山行き』に続いて『シングルライダー』で彼女は前所属事務所の先輩であり俳優の大先輩であるイ・ビョンホンと呼吸を合わせた。コン・ヒョジンとは共演するシーンが無かったが、気を遣ってくれる先輩のおかげでたくさん学び、先輩と親しくなる機会を得ることができた。

「演じながらたくさん学びました。大先輩たちと一緒に撮影して、海外(オーストラリア)で撮影することだけでもたくさん学びました。向うでもそうでしたが、戻ってきてからも本当にたくさんのことを考えました。俳優として、人間アン・ソヒとして沢山学んで成長することのできる時間でした」

『釜山行き』で経験を積んだ彼女は「前作の撮影のときよりも楽だったか」という質問に、2つの映画が与える難しさの差について明らかにした。

「『釜山行き』は沢山走って、体を使いました。(『シングルライダー』は)イ・ビョンホン先輩がたくさん苦労されましたが、短い時間の中でたくさん撮らなくてはいけないことが、プレッシャーでした」

前作『釜山行き』を通じて親しくなったチェ・ウシクとはお互いに作品の知らせを伝えるなど、最近まで連絡を続けている。「チェ・ウシクとメロドラマを撮ることについてどう思うか」という突然の質問には、予想でできなかったようで考え込んでいたが、すぐに親しい仲だから、良い作品になる気がすると肯定的な反応を見せた。

「『釜山行き』のときに共演したチェ・ウシクとはリラックスして過ごし、今も時々連絡します。お互いに作品を始めるときに、どんな作品を始めると話して、『どうだとおもうか』という話を受け答えします。『釜山行き』のときにパートナーではありましたが、一緒に(スクリーン)に登場する姿はあまりありませんでした。ウシクとのメロ? 出来るなら良い気がします。親しいぶんだけ、良い結果が出そうです」

彼女はグループWonder Girlsとして活動していたときから、人見知りをする性格として知られている。静かに話しながら、時々投げかけるとぼけていてセンスのきいた言葉で聞いている人を笑わせる可愛い面もある。

「親しい友達の前では話します。私は面白い人です。(笑)親しい人の前では上手でなくても、たくさん話します。ウシク君は先にリラックスできるように上手に接してくれて、話をたくさんしました」

『釜山行き』のヨン・サンホ監督、『シングルライダー』のイ・ジュヨン監督。一緒に作業してみた経験により感じた男女の監督の差について聞いてみた。

「性別の差よりも、2人の監督のスタイルとカラーが違っていて、差がありました。ヨン監督はより直接的に表現してくれて、撮影するのにスピードがありましたが、イ監督はより感情的に伝えようとして、そう伝えてくれるようです」

『釜山行き』で走って走った彼女は『シングルライダー』では感情を表現することに重点を置いた。「体を使う演技」と「感情を注ぐ演技」のなかで、彼女により難しく感じられるのはどちらだろうか。

「本当に優劣を分けることが難しいです。『釜山行き』は本当に体を使う演技でした。自然に、自分のもののよう演じることが難しかったです。体を使う演技も、感情を表現する演技も見ている人が自然と受け入れてくれることができるようにすることが難しいようです」

最後に彼女に俳優として最も悩んでいることを聞いた。

「活動を始めてから10年が経ちましたが、俳優としてしっかりとスタートしてからは、あまり時間が経っていないので、見ている方にとってはたくさん不足していると思います。そんな不足している点を埋めるために努力して、自然と近づきたい気持ちが大きいです。それが私に与えられた宿題です」
  • シックニュース チェ・ジョンウン記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-02-26 09:21:00




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