トップ > エンタメ > TV・映画 > 「DMZ、ザ・ワイルド」イ・ミンホ才能寄付…1年5ヶ月の撮影を共に
「仕事をする際に意味を一番大きく考える方なので、お金よりも自分がこのドキュメンタリーをしようとする意思が大きかったと思います。ドキュメンタリーが大衆化すればという考えを持っています。韓国でも多様で軽く楽しむことができるドキュメンタリーがたくさん登場し、ドキュメンタリーといえばアジアで韓国が最高だという話が出れば嬉しい」
俳優イ・ミンホが29日午後、ソウル上岩洞にて開かれたUHD特集MBCスペシャル『DMZ、ザ・ワイルド』記者懇談会にてドキュメンタリーに向かう愛情をこのように明かした。彼は才能を寄付、無料で参加した。
イ・ミンホはこの日「BBCやディスカバリードキュメンタリを楽しく見ていますが、素材や内容が本当に多様ですが、韓国では多少重い。韓国も容易に楽に近づくことができる作品があればいいなと考えていた際にオファーを受けました」とし「『涙』シリーズを感銘深く見た視聴者として快く参加することができました」と伝えた。
また「60数年間、人間の足が届いていない場所に対する好奇心もありました」とし「最初は好奇心が多くの比重を占めていたとすれば、到着してからは緊張感を強く感じました。北朝鮮と一番近い場所だという雰囲気が、地面を踏んだ瞬間から感じられ怖かった」と回想した。
『DMZ、ザ・ワイルド』は半世紀以上人間の出入りを許さない未知の世界であり、地球上最大の温帯原始林DMZの素顔を覗くドキュメンタリーだ。『アマゾンの涙』、『南極の涙』を作った制作チームが俳優イ・ミンホと共にした。
イ・ミンホはスタジオで映像を見て紹介原稿を着せる単純なナレーターを飛び越え、直接ドキュメンタリー撮影現場にて核心情報を伝える役割をした。2015年10月から2017年3月まで1年5ヶ月に渡る撮影期間のほとんどを共にした。
イ・ミンホは零下30度に迫る寒さを耐えながら予測できない野生の危険の中でも撮影に対する強い熱意を表すなど、制作陣と共に苦楽を共にしDMZの素顔をより生き生きと紹介するために努力した。そのお陰で世界中でほとんど残っていない絶滅危機にあるカワウソ、ゼニガタアザラシ、ヤマネコなどと出会い野性のイノシシの衝撃的な同種捕食の現場まで目の当たりにすることができたという。
イ・ミンホは「実際何かをこうして待ってみたことは初めて」だとし「ただただ炎天下の中でイノシシを待ちました。待つ時間が多かったですが、そんな点が一番つらかった。映像でイノシシを見ればトラでもなく侮って見えました。けれど野生動物を実際に見て目を合わせると何もできなくなる、どんな気運もなくなるんです。本当にリアルなことを感じました」と伝えた。
続けて「『敢えてここまで待って撮影せねばならないのか？こんなことは演出できるのではないか』と考えました。しかしこんなリアルな姿を盛り込んで『自分が視聴者としてドキュメンタリーを見て感動できるんだな』という考えを現場で再び感じることになりました」と振り返った。
近く入隊を控えているイ・ミンホは「警戒所で若い軍人たちを見て自分の軍入隊も考えました」とし「その所感を話すとすれば、すべての俳優が同じだと思いますが、暫し別れる気分です。入隊日を待つ立場にてもうひとつ作品をしたいという気持ちが一番大きいです」と話した。
企画者であるキム・ジンマンPDは「DMZの生態系、戦争と歴史に対する話を共に溶け込ませたドキュメンタリー」だとし「最近ドキュメンタリーに大きな反響がないが、どうすれば反響のあるドキュメンタリーを作ることができるか悩んだ」と明かした。
イ・ミンホのオファーについては「アウトドア広告モデルの映像を見ながら都会的で気難しいイメージだと考えたのだが、ナイーブで純粋な部分も感じられ魅力的だと考え共にしたかった」とし「気難しそうだとも考えたのだが、とても快く受けてくれ感謝した。けれどオファーをしておいて『出演料をどれだけ渡さないといけないのか』ということがまた心配になった。彼に見合った出演料を周辺制作費の半分が吹き飛ぶが、才能寄付してくれた」と笑った。
チョ・ソンヒョンPDはドキュメンタリーそのものではなく、イ・ミンホに向かう関心がより大きいことに対する憂慮について「関心を持ってくれるほどに良く、視聴率は高いほどに良い」とし「人々がドキュメンタリーの純度を話したりもするが、そんな言葉そのものが嫌だ。人々が好きで見ること自体が良いと思う。追求するテーマ意識とイ・ミンホが配置されるという考えたことはない。私たちが望むテーマに近づくことができるよう、接点の役割をしっかり行ってくれた」と感謝した。
韓国にて来る4月3日夜11時10分MBC『DMZ、ザ・ワイルド』プロローグ編が初公開され、6月UHD開局に合わせて本編が放送される。
「DMZ、ザ・ワイルド」イ・ミンホ才能寄付…1年5ヶ月の撮影を共に
俳優イ・ミンホが29日午後、ソウル上岩洞にて開かれたUHD特集MBCスペシャル『DMZ、ザ・ワイルド』記者懇談会にてドキュメンタリーに向かう愛情をこのように明かした。彼は才能を寄付、無料で参加した。
イ・ミンホはこの日「BBCやディスカバリードキュメンタリを楽しく見ていますが、素材や内容が本当に多様ですが、韓国では多少重い。韓国も容易に楽に近づくことができる作品があればいいなと考えていた際にオファーを受けました」とし「『涙』シリーズを感銘深く見た視聴者として快く参加することができました」と伝えた。
また「60数年間、人間の足が届いていない場所に対する好奇心もありました」とし「最初は好奇心が多くの比重を占めていたとすれば、到着してからは緊張感を強く感じました。北朝鮮と一番近い場所だという雰囲気が、地面を踏んだ瞬間から感じられ怖かった」と回想した。
『DMZ、ザ・ワイルド』は半世紀以上人間の出入りを許さない未知の世界であり、地球上最大の温帯原始林DMZの素顔を覗くドキュメンタリーだ。『アマゾンの涙』、『南極の涙』を作った制作チームが俳優イ・ミンホと共にした。
イ・ミンホはスタジオで映像を見て紹介原稿を着せる単純なナレーターを飛び越え、直接ドキュメンタリー撮影現場にて核心情報を伝える役割をした。2015年10月から2017年3月まで1年5ヶ月に渡る撮影期間のほとんどを共にした。
イ・ミンホは零下30度に迫る寒さを耐えながら予測できない野生の危険の中でも撮影に対する強い熱意を表すなど、制作陣と共に苦楽を共にしDMZの素顔をより生き生きと紹介するために努力した。そのお陰で世界中でほとんど残っていない絶滅危機にあるカワウソ、ゼニガタアザラシ、ヤマネコなどと出会い野性のイノシシの衝撃的な同種捕食の現場まで目の当たりにすることができたという。
イ・ミンホは「実際何かをこうして待ってみたことは初めて」だとし「ただただ炎天下の中でイノシシを待ちました。待つ時間が多かったですが、そんな点が一番つらかった。映像でイノシシを見ればトラでもなく侮って見えました。けれど野生動物を実際に見て目を合わせると何もできなくなる、どんな気運もなくなるんです。本当にリアルなことを感じました」と伝えた。
続けて「『敢えてここまで待って撮影せねばならないのか？こんなことは演出できるのではないか』と考えました。しかしこんなリアルな姿を盛り込んで『自分が視聴者としてドキュメンタリーを見て感動できるんだな』という考えを現場で再び感じることになりました」と振り返った。
近く入隊を控えているイ・ミンホは「警戒所で若い軍人たちを見て自分の軍入隊も考えました」とし「その所感を話すとすれば、すべての俳優が同じだと思いますが、暫し別れる気分です。入隊日を待つ立場にてもうひとつ作品をしたいという気持ちが一番大きいです」と話した。
企画者であるキム・ジンマンPDは「DMZの生態系、戦争と歴史に対する話を共に溶け込ませたドキュメンタリー」だとし「最近ドキュメンタリーに大きな反響がないが、どうすれば反響のあるドキュメンタリーを作ることができるか悩んだ」と明かした。
イ・ミンホのオファーについては「アウトドア広告モデルの映像を見ながら都会的で気難しいイメージだと考えたのだが、ナイーブで純粋な部分も感じられ魅力的だと考え共にしたかった」とし「気難しそうだとも考えたのだが、とても快く受けてくれ感謝した。けれどオファーをしておいて『出演料をどれだけ渡さないといけないのか』ということがまた心配になった。彼に見合った出演料を周辺制作費の半分が吹き飛ぶが、才能寄付してくれた」と笑った。
チョ・ソンヒョンPDはドキュメンタリーそのものではなく、イ・ミンホに向かう関心がより大きいことに対する憂慮について「関心を持ってくれるほどに良く、視聴率は高いほどに良い」とし「人々がドキュメンタリーの純度を話したりもするが、そんな言葉そのものが嫌だ。人々が好きで見ること自体が良いと思う。追求するテーマ意識とイ・ミンホが配置されるという考えたことはない。私たちが望むテーマに近づくことができるよう、接点の役割をしっかり行ってくれた」と感謝した。
韓国にて来る4月3日夜11時10分MBC『DMZ、ザ・ワイルド』プロローグ編が初公開され、6月UHD開局に合わせて本編が放送される。
- スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=MBC
- 入力 2017-03-29 16:26:54
