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「トンネル」10話 シン・ジェイ、チェ・ジニョクの言葉に自ら囮になる

「トンネル」10話 

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  • 「トンネル」10話 シン・ジェイ、チェ・ジニョクの言葉に自ら囮になる
イ・ユヨンがホ・ソンテを刺激し死の危機に置かれるもどうにか助かった。さらにチェ・ジニョクの娘がイ・ユヨンであるという事実も明かされた。

23日放送されたOCN週末ドラマ『トンネル』ではシン・ジェイ(イ・ユヨン扮)がチョン・ホヨン(ホ・ソンテ扮)に殺害されそうになる場面が描かれた。

チョン・ホヨンはニュースのインタビューにてパク・グァンホ(チェ・ジニョク扮)とキム・ソンジェ(ユン・ヒョンミン扮)が自身の母親を訪ねる姿を見て憤怒した。

チョン・ホヨンはキム・ソンジェに電話をし「どうして家に行ったんだ。老人に会ってどうするんだ」と怒り、「刑事さんは一体何をしているんだ。また人が死んだじゃないか。俺じゃない。ヘイン川も違うと言ったはずだ」と付け加えたがキム・ソンジェは「俺にそれを信じろというのか」と聞き返した。

この際シン・ジェイが姿を見せて通話に入り込んだ。シン・ジェイは「分かっています。事実ということ」とチョン・ホヨンに声をかけた。これにチョン・ホヨンが誰だと尋ねると「この中で唯一あなたの言葉を信じる人間でしょう。ユン・ダヨンとミン・ジュヨンからはあなたのような人間が残すことができないシグネチャがありました。あなたがそれを残していたなら既に話していたでしょう」とチョン・ホヨンが二人の被害者を殺していないことを信じると伝えた。

シン・ジェイはチョン・ホヨンにこれまで気になっていた点について質問した。シン・ジェイは「どうしてスカートを履いた女性に執着しているんですか。母親のせいでしょう?」と話した。「今日電話したのも母親のせいだということは分かっています。母親がスカートを履いていた?それとも妹?」と問いただした。シン・ジェイはチョン・ホヨンに過去に彼が精神病院に入院させられている間に彼の母親が息子であるチョン・ホヨンを狂った人間扱いしたことをそのまま再現した。そして「新しい母親を繰り返し殺しているのではないですか?」と話した。

チョン・ホヨンは湧き上がる怒りに暫く沈黙した。しかし続けて「お嬢さんがシン・ジェイ教授か?」と尋ねた。シン・ジェイは「そうです。私がシン・ジェイです」と答えると「会えて嬉しかった」と話して電話を切ってしまった。電話が切れるやパク・グァンホはシン・ジェイに「お前が挑発してチョン・ホヨンが再び人を殺したら、それはお嬢さんが殺したことだ」と激怒した。シン・ジェイは家でもパク・グァンホの言葉を思い出し苦しむ姿を見せた。

また、この日シン・ジェイがパク・グァンホの娘パク・ヨンホだという事実も明らかになった。シン・ジェイが車で貯水池に到着した際、突然国際電話がかかってきた。相手はシン・ジェイに「パク・ヨンホという名前を知っているか」と尋ね、シン・ジェイは驚きながら「どうしてそれを知っているの」と答えた。相手は「韓国であなたを探している。あなたが韓国にいるという話だけをした。確かに伝えた」と話した。シン・ジェイは「何ですって?どうしてそれを伝えるの?」と話しながら自分を探す人物が誰か気にした。

シン・ジェイが貯水池に向かったのはチョン・ホヨンを呼び寄せるためだった。シン・ジェイは先立ってインタビューを通じて「再び犯行を犯すならばこれまでとは違う第3の場所である可能性が高い。自分の犯行場所が露出したためだ。これにより次の犯行現場はこの貯水池一帯となる可能性が高い」と言及した。シン・ジェイがインタビューでこうした発言をした理由はチョン・ホヨンに自分を殺しに来いと信号を送るためだった。パク・グァンホがまた別の被害者が発生するかもしれないと言った言葉に、自分が代わって被害者となることを決心したものだった。こうしてシン・ジェイは貯水池に向かい、チョン・ホヨンに拉致された。

シン・ジェイがチョン・ホヨンをおびき寄せた事実を知ったキム・ソンジェとパク・グァンホは遅れて貯水池に到着し彼女を探し回った。パク・グァンホが先に貯水池近くをくまなく探し始め、残されたキム・ソンジェもパク・グァンホの後を追おうとしたところで携帯電話が鳴った。先立ってパク・グァンホの娘パク・ヨンホの行方を捜すよう依頼していた友人からの電話だった。友人はキム・ソンジェに「英国で教育を終えて2年前にファヤン大に来ている。同じ地域にいたのに分からなかったのか?」とパク・ヨンホがシン・ジェイであることを知らせた。

一方、倒れた意識を失った状態でパク・ホヨンに連れ去られたシン・ジェイは腕が縛られた状態で意識を取り戻した。突然のことにチョン・ホヨンを避けて逃げ出し、チョン・ホヨンはそんな彼女を捕まえようとした。

その瞬間、シン・ジェイは笛を吹いた。シン・ジェイを探していたパク・グァンホが笛の音に気づきその場所に駆けつけた。チョン・ホヨンに首を絞められているシン・ジェイを発見し、ギリギリのところで彼女を助けた。

息を取り戻したシン・ジェイにパク・グァンホは「俺が誰だか分かるか?」と尋ねて心配する姿を見せた。続けて「本当にその笛の音がなければ」と話しながら笛を見たパク・グァンホは過去に妻シン・ヨンスクが自分に笛を贈った記憶を思い出した。続けて笛に手を伸ばし「このネックレス、どうして持っているんだ?君は誰なんだ?」と話し、「まさか君がヨンホなのか?」と驚いた姿を見せた。
  • スタートゥデイ キム・イェリン客員記者 / 写真=OCN放送画面キャプチャー
  • 入力 2017-04-23 23:36:41




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