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BIGBANG T.O.P、スターの影響力…それほどに恐ろしい悪影響


  • BIGBANG T.O.P、スターの影響力…それほどに恐ろしい悪影響
BIGBANGのT.O.P(30、本名チェ・スンヒョン)が大麻吸引の疑いに対して懲役10カ月に執行猶予2年を宣告された。T.O.Pは控訴する計画はないと明らかにし、訴訟は一審で終わり、T.O.Pは残りの軍服務期間、義務警察の服務を続けるのか審査を受けることになった。

20日、ソウル中央地方法院(地裁)刑事8単独(キム・ジチョル部長判事)は、麻薬類(大麻)の管理に関する法律違反の疑いで在宅起訴されたT.O.Pに懲役10カ月に執行猶予2年、追徴金1万2千ウォンを宣告した。

T.O.Pは昨年10月9日から14日、ソウル市龍山区の自宅で女性歌手練習生(21)と合計4回にわたり大麻を吸引した疑いで裁判にかけられた。

2度は大麻草、2度は液状の大麻を吸引した。当初、捜査過程で一部の容疑を否認していたT.O.Pは先月29日に開かれた初公判で容疑をすべて認め、善処を訴えた。

宣告公判でキム部長判事は「被告人が犯行をすべて認めており、証拠によると公訴事実はすべて有罪と認められる」と述べた。キム部長判事は量刑について「麻薬類関連犯罪は個人の肉体と精神を疲弊させるだけでなく、国民の健康を害したり他の犯罪を誘発することもあるなど、社会全般に重大な悪影響を及ぼす可能性が大きく、厳しく処罰する必要がある」と薬物犯罪の重大性について言及した。

ここで、キム部長判事は「被告人は国内と海外の多くのファンから愛されてきたのに、このような犯行により被告人を信じてきた家族やファンを失望させた」と付け加えた。

T.O.Pが代表的なK-POPグループBIGBANGのメンバーで、韓国はもちろん世界的なファンから多くの愛を受けてきており、このようなT.O.Pの麻薬類犯罪はより大きな波長を産む可能性があるという点を見落としていない。スターは寄付や善行などで良い影響を与える可能性もあるが、下手をするとより大きな失望と負の影響をもたらす可能性があるということを指摘した部分だ。

ただし、キム判事は「犯行を認めた点、過ちを反省する点、再犯しないと決意した点などを勘案した」と執行猶予を宣告した。

最近、ソン・ジュンギ、チャ・テヒョン、イ・グァンスなどが相次いで病気の子供たちのために多額を寄付した事実が知られ、蒸し器のような暑さの中で一筋の涼しい風をもたらした。このようなスターのファンは彼らを見習って寄付し、良い事を一緒に行ったりもする。スターの良い影響だ。NGO団体で働く関係者は「芸能界の有名人が良いことをすると、その影響力が他のどの分野の有名人に比べても大きく現れたりする」と、その影響力を認めた。

ところが、光が明るければ影も暗くなる。飲酒運転、暴行、麻薬、性スキャンダルなど、スターの逸脱した行動や違法行為に起因する否定的で時には悪くすらある影響力もそれほどに大きい。今年に入って次々と続いている芸能界の麻薬犯罪と飲酒運転などの各種事件事故が気になる理由だ。

T.O.Pは宣告公判に出席し「すべての過ちを認めて(判決を)受け入れる。過ちを反省している」とし「再びこのようなことが起きないよう、人生の教訓にして後悔して新しい気持ちで生きていく」と明らかにした。

一度の失敗は誰にでもある。2度の失敗は人生を台無しにする。犯罪と関連したスターの「失敗」は本人はもちろん、彼らを見て従っていたファンにも傷を与え、否定的な影響を与える可能性がある。

先立ってT.O.Pは先月29日の初公判で「乱れた精神状態と間違った考えが誤った判断につながり、取り返しのつかない失敗を犯した」と容疑を認めた。「人生最悪の時であり、あまりにも痛切に後悔する」とも述べた。

T.O.Pにこのような後悔が再び訪れないことを望む。少し時間が経てば前と同じように再びT.O.Pをロールモデルとして見つめるであろう数多くの芸能人志望生を考えるなら、なおさらそうだ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ソン・ジョンウン記者 / 写真=スタートゥデイDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-07-23 08:39:53




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