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KBS「黄金色の私の人生」が高視聴率にも越えねばならない山


  • KBS「黄金色の私の人生」が高視聴率にも越えねばならない山
KBS2TV週末ドラマ『黄金色の私の人生』が放送4話にして自己最高視聴率となる28.4%を更新し、恐ろしい視聴率上昇の勢いを見せている。これは前作である『お父さんが変』の4話視聴率24.4%に比べ4.0%ポイントも高い数値であり、今週末30%の壁を越えることができるのか期待を集めている。

しかしこうした視聴率上昇とは別に『黄金色の私の人生』が越えねばならない山はまだ多い。まず最初に越えねばならない山はパク・シフに対する世論だ。先立って2013年2月にパク・シフは性暴行容疑で告訴され芸能活動にストップがかかった。その後OCN『名もなき英雄<ヒーロー>』で復帰に始動をかけたパク・シフであるが、5年ぶりの地上波復帰は少なくない憂慮を生んだ。中でも事件から4年余りの時間が流れても今も存在する冷たい大衆の視線はパク・シフが越えねばならない山だ。

今まではドラマ序盤であるだけにパク・シフの出演分量は多くなく、以前とは違うコミックでとぼけた演技を自然に消化しているお陰でパク・シフに対する世論がドラマに与える影響は現在までのところ大きくない。しかし今後シン・ヘソンとラブラインが本格化しながら40部作の間ドラマの中心で物語をリードしていくだけに、パク・シフに対する世論が『黄金色の私の人生』の好調にどのような影響を与えるのか注目される。

『黄金色の私の人生』の前に置かれた山はこれだけではない。これまでマクチャン要素なく家族間のエピソードで情と葛藤を扱ってきたKBS2TV週末ドラマであるが、『黄金色の私の人生』は財閥の失われた娘、女性主人公のシンデレラ身分上昇記、入れ替わった娘と隠された出生の秘密など、これまでのマクチャンドラマを思い浮かばせるシチュエーションで首を傾げさせた。しかし先立って『いとしのソヨン』で暖かな感性を伝えたソ・ヒョンギョン作家と『棚ぼたのあなた』を演出したキム・ヒョンソクPDがタッグを組んだだけに、『黄金色の私の人生』が憂慮されるような陳腐なマクチャンドラマに流れることはないという期待も残っている。

また出生の秘密を持つ双子の姉役のシン・ヘソンと双子の妹役ソ・ウンスもまた『黄金色の私の人生』から目を離すことができなくする期待要素だ。

恋愛初歩から名誉欲溢れる検事まで多様な作品を通じて演技幅を広げてきたシン・ヘソンは、今回の作品で強く逞しくも出生の秘密が明かされ運命の渦に巻き込まれる女性主人公ソ・ジアン役を自分の服を着たように安定した演技で消化中だ。先立ってシン・ヘソンはインタビューを通じて「今まで演じた役割の中で『黄金色の私の人生』の中のソ・ジアンが実際の私と一番にテイル」と明かしており、今後シン・ヘソンが見せるソ・ジアンの喜怒哀楽が興味をそそる。

またソ・ウンスもまた片思いに胸を焦がしながらも姉のために強く立ち上がる明るい性格のソ・ジス約を自分にぴったりの服を着たように消化し、演技力を評価されている。ソ・ウンスは先立って「ソ・ジスというキャラクターが実際私の同年代でもあり、私も実際に末っ子娘でジスもまた末っ子娘なので似ているように思う」と愛情を見せている。ソ・ウンスが自分の分身のように愛する姉が実は財閥家の娘だという出生の秘密を知った後に生じる心境の変化などをどのような姿で描き出すのかも『黄金色の私の人生』を見守る視聴ポイントだ。

ようやく4話を終えた『黄金色の私の人生』は、今後長い呼吸で週末に視聴者と出会う予定だ。放送序盤、ドラマに注がれる各種憂慮を払拭させ『黄金色の私の人生』がKBS週末ドラマヒーリング系譜を引き継ぐのか期待が集まっている。
  • シックニュース ホン・ヘミン記者 / 写真=ドラマポスター | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-13 13:53:00




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