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「君を守りたい」最終回…現実味ある内容+頼もしい演技力でもどかしさ打ち勝った

「君を守りたい∼SAVE ME∼」16話(最終回) 

  • 「君を守りたい」最終回…現実味ある内容+頼もしい演技力でもどかしさ打ち勝った
OCN『君を守りたい∼SAVE ME∼』が終止符を打った。現実味溢れるストーリーと力強い演技力で固まった『君を守りたい』が視聴者に新しい面白さを伝えるドラマとして記憶された。

『君を守りたい』はインチキ宗教集団に立ち向かい、初恋相手を助けるために熱い田舎物たちのドタバタ孤軍奮闘を描く本格インチキスリラーだ。連載当時に作品性と話題性どちらも認められたチョ・グムサン作家のウェブトゥーン(ウェブ漫画)『世界の外に』を原作としている。

『ボイス』、『トンネル』が連続してヒットし、ジャンルドラマの大家として浮上したOCNにて国内ではじめてインチキスリラーを披露し、初放送前から注目を集めた。

期待を抱きベールを脱いだ『君を守りたい』は、ムジ郡に引っ越してきたイム・サンミ(ソ・イェジ扮)一家がペク・ジョンギ(チョ・ソンハ扮)を教主とするクソンウォンと縁を結ぶ姿が描かれた。中でも初回放送ではインチキ教主として登場したペク・ジョンギ役のチョ・ソンハが登場から鳥肌の立つ演技力を繰り広げて視線を集めた。

またインチキ宗教クソンウォンに惑わされた信者を助け、クソンウォンの実体を暴くために孤軍奮闘する田舎者4人組とイム・サンミの姿を通じてインチキ宗教の危険性を如実に見せた。

中でも進展のないもどかしい展開に「サツマイモ」という評を受けた『君を守りたい』は、これまですっきりと助け出す姿を見せず、多少先の詰まったもどかしさを抱かせたが、ドラマの中のクソンウォンの姿から実際のインチキ宗教と変わらない現実味を打ち立てて、人物たちがこうならざるを得なかった理由を切実に描き出した。ここにインチキ宗教が決して簡単に崩れるものではないという点を強調して見る人々の警戒心を呼び起こした。

何よりも俳優たちの隙のない演技力で作品への没頭度を高め、緊張感を披露した。インチキ宗教教主として強烈な印象を残したチョ・ソンハをはじめとして、クソンウォンに閉じ込められたイム・サンミを演じたソ・イェジもまたしっかりとした演技力を見せ、作品の中での方言演技は話題を集めた。

軍入隊前まで『君を守りたい』で情熱を燃やしたテギョンと『君を守りたい』の最大の受益者ウ・ドファンは田舎者4人組として正義感溢れる少年を演技し、クソンウォンの信徒を救出するために孤軍奮闘する姿を演じて好評を得た。

それだけでなくパク・ジヨンとチョ・ジェユンはクソンウォンの使途として堂々と悪行を犯して鳥肌の立つ演技力を披露し、クソンウォンを包み込む恐怖感をさらに増幅させた。またイム・サンミの母親役を演じたユン・ユソンは息子を失った苦しみとクソンウォンに正気を奪われる人物を通じて見る人々の胸を締め付け、イム・サンミの父親役のチョン・ヘギュンは家族をクソンウォンの沼に引き落とした張本人として神がかった演技力を見せて作品に楽しみを加えた。
  • MBNスター キム・ソルジ記者 / 写真=OCN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-25 07:31:05




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