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「ブラック」11話 ソン・スンホン、天界のルールを破り子どもの命を救った

「ブラック」11話 

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  • 「ブラック」11話 ソン・スンホン、天界のルールを破り子どもの命を救った
OCN『ブラック』死者ソン・スンホンが天界のルールを破って子どもの命を救った。

去る18日に放送された『ブラック』では、死を守るべき死者として人間の生死に介入してはいけないブラック(ソン・スンホン扮)が死の危機に陥った子どもをどうしても無視できずに救った。悲しみに陥ったハラム(コ・アラ扮)には「泣きたければ泣け」と胸を貸してあげたブラック。いっそう人間的に変わっていく彼の変化が視聴者の注目をひきつけている。

息子フンソク(コ・スンボ扮)に骨髄の寄贈をすることにしていたフンソクの父親であり母親(キム・ジョンヨン扮)の新しい夫から見た死の影に触れるため、ブラックと一緒にムジンタイムマートの敷地を訪ねたカン・ハラム。ロイヤルショッピングモールの建設を阻止しようとムジンタイムマート惨事の遺族たちとこれを強行しようとする用役たちの争いの中で、ハラムはフンソクの父親が幼い子どもと一緒に火災事故に巻き込まれることを予測し、煙が立つコンテナの建物に向かった。

誰かが外でドアに鍵をかけて火をつけたため、コンテナの外に出ることができない遺族の子どもたち。石で鍵を打ち必死のハラムとは異なり、後ろからついてきたブラックは努めて「人間を生かすことに絶対に介入してはいけない」とし、死者の理性を取り戻そうと努力した。しかし、ムジンタイムマート惨事当時を回想し、「残りの命が鳥の羽のように多かった子どもの魂を連れて来ることが容易だろうか」と言っていた死神007(チョ・ジェユン扮)の言葉と「子どもを失った親を呼ぶ言葉はあまりにむごたらしくてない」という遺族のスンチョルの父親の話を思い出したブラックは、決心したかのようにコンテナボックスに近付いた。

コンテナの窓の格子を素手で広げ、子どもを救出したブラック。ナ・グァンギョン(キム・ウォンヘ扮)が銃で鍵を壊すと、ハラムについてコンテナの中に入り、フンソクの父親を支えながら外に連れて出た。修羅場になった現場の中でハラムの顔に付いたすすを直接拭いてあげたりもした。

「人間たちを生かすなんて狂ったのか」と自責もしたが、007に「実は格子越しに私を見ていたその子どもたちの目を無視することができなかった」という率直な本音を打ち明けた。人間の感情を全く理解できなかったブラックが、人間の感情を感じて理解し、いつの間にか同化されたのだ。

殺害された者を観察したブラックは、「その女の人間を殺した奴と殺害手法がそっくりだ」とし、犯人が去る3話で精神病院院長を殺害して潜伏していた顔に鉤の手型の傷跡がある患者と同一人物、つまりハラムの父親を殺したワン・ヨンチュン(ウ・ヒョン扮)だと断言した。この知らせを聞いユン・スワン(イ・エル扮)もまた精神病院から脱出したとし、自身を脅迫していたヨンチュンを思い出し、続けて彼がコンテナのドアに鍵をかけた犯人だと明らかになって衝撃をプレゼントした。謎の空間で奇妙な笑顔を浮かべながら脅迫の手紙を作っているヨンチュンの正体は何だろうか。
  • スタートゥデイ ハン・イング記者 / 写真=OCN放送画面キャプチャー
  • 入力 2017-11-19 09:04:44




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