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贈り物のような映画…「それだけが私の世界」イ・ビョンホンxパク・ジョンミンが繰り広げる兄弟ケミ


  • 贈り物のような映画…「それだけが私の世界」イ・ビョンホンxパク・ジョンミンが繰り広げる兄弟ケミ
映画『それだけが私の世界』俳優イ・ビョンホンとパク・ジョンミンが2018年愉快な笑いと感動を引き下げて劇場街にやって来る。

18日午前、ソウル江南区狎鴎亭CGVにて進行された映画『それだけが私の世界』制作報告会には俳優イ・ビョンホン、ユン・ヨジョン、パク・ジョンミンちチェ・ソンヒョン監督が参加した。

『それだけが私の世界』は拳だけを信じて生きてきたかつては偉大だった元ボクサーのジョハ(イ・ビョンホン扮)と、母親だけを信じて生きてきたサヴァン症候群の弟ジンテ(パク・ジョンミン扮)、生きてきた場所も、できることも、好きなものも違う兄弟が生まれてはじめて出会い繰り広げる物語を描く。

『ヒマラヤ』、『共助』までヒット連打を続けているJKフィルムの2018年最初の作品であり、世代を代表する俳優イ・ビョンホン、ユン・ヨジョン、パク・ジョンミンの組合せで話題を集めている。

元ボクサーのジョハ役のイ・ビョンホンは「生きているすべての人々にある欠乏に対する話だと考えている。すべての主人公たちは全員欠乏と痛みがあるが、悲しみだけが受け入れられ生きるのではなく打ち勝つ、気分のよい物語として終わると考える」と紹介した。

続けて『それだけが私の世界』に出演を決意した理由について「選択する基準がシナリオだ。どんな話をし、物語の情緒がどんな雰囲気で届くかが重要」だとしながらも「今回の映画は全体的な情緒がとても気に入った。久しぶりにこうしたキャラクターを演じることが嬉しかった」と説明した。

最近『インサイダーズ/内部者たち』、『マスター』など強烈なキャラクターで観客と出会っているイ・ビョンホンは今回の作品の中では気さくな魅力を発散する予定だ。

イ・ビョンホンは「以前の重いテーマを持ったものは実生活とぴったりくっついてはいないだろう。『それだけが私の世界』のような映画は我々の周辺にいる人物を演じるものであり、私も今生きている人間であるため、ずっと近く感じ、表現することにおいても自信が沸く」と打ち明けた。

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サヴァン症候群を持つジンテ役のパク・ジョンミンは『それだけが私の世界』出演を決定した理由としてシナリオを挙げた。彼は「私はもともとシナリオを一度ではしっかり読むことができないタイプだが、今回のシナリオは笑い泣きながら一度で読んだ。私は実際にはシナリオを選ぶ立場ではなかったが、この映画をできなければとても残念に思うと感じた」とし「そのためマネージャーに長文のメッセージで本当にやりたいと連絡した。とても欲が沸くと。それほどシナリオが魅力的だった」と話した。

サヴァン症候群のキャラクターのためにたどたどしい話し方から絶えず動く手など繊細な演技でジンテのキャラクターに完璧に移入したパク・ジョンミンは「何よりもサヴァン症候群というひとつの火ガッ田姿を持っている方々と、その方々の家族に対する尊重が一番重要ではないかという気持ちで接近した。あれことたくさん見て聞いて学ぼうと努力した」と打ち明けた。

イ・ビョンホンはパク・ジョンミンと兄弟として出会ったことには「『Bleak Night』、『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』を見ながらパク・ジョンミンについて関心を持った。同じ俳優として期待と緊張を感じた。また果たして我々が兄弟ケミをしっかり生かすことが出来るか心配にもなり、パク・ジョンミンとどんなケミを見せるか気になった」と打ち明けた。

パク・ジョンミンは「特に我々同年代の演技を学んだ人間にとってイ・ビョンホン先輩は万人のロールも出るだった。今日はじめて話すのだが、学校に通っているときに先輩の夢を見たことがある。一緒に演劇をする夢を見るほどに尊敬し、好きな先輩だが、共演することとなり緊張が先立った。迷惑になってはいけないという責任感も大きかった」と所感を明かした。

息子思いの母チュ・インスク役のユン・ヨジョンは『それだけが私の世界』を通じてはじめて方言演技に挑戦したと明かした。ユン・ヨジョンは「はじめて慶尚道の方言を使ったが、とても難しかった。そして普通に標準語を使えばよかったと後悔した。その地域の人でなければ私が真似しても決して駄目なことだと考えている。それが一番苦労した。慶尚道の人々が見たらどれだけ悪く言われるか心配だ」と打ち明けた。

最後にチェ・ソンヒョン監督は「隣人から容易に発見できる小さくも大切な価値を込めた。そんな物語を愉快に温かく和やかに描いた。新年に素敵なプレゼントのように人々に寄り添いたい」と伝えて映画に対する期待を高めた。

映画『それだけが私の世界』は来年1月17日公開。
  • MBNスター キム・ソルジ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-18 12:09:56




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