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韓国芸マ協「ファンタジオ事態」外部巨大資本への警戒心を促す


  • 韓国芸マ協「ファンタジオ事態」外部巨大資本への警戒心を促す
韓国芸能マネージメント協会(以下、芸マ協)が「ファンタジオ事態」に憂慮を表し、会員企業に注意を促した。

15日、芸マ協は各回印企業に「エンターテイメント業界の無分別な外部資本流入に対する警戒心要求の件」というタイトルの公文を発送した。

芸マ協はこの公文にて「最近、限韓令(韓流禁止令)による中国投資会社の撤退、膨大な株式を占める大株主の専横などにより困難をきたす事例が続出している」とし「去る12月28日、本協会の会員企業であるファンタジオの創業者ナ・ビョンジュン代表が予告なく解任され、職員がストライキを宣言する事態があった。これは単純にひとつの企画会社の問題として片付けることはできず、昨日今日の問題ではない我々全員が直視せねばならない時」と中国側の大株主との葛藤を起こしているファンタジオ事態について言及した。

ファンタジオ事態とは、総合エンターテイメント会社であるファンタジオの創業者であるナ・ビョンジュン共同代表が昨年末に開かれた理事会にて株式50.07%を持つ大株主の中国JCグループ側から予告なく解任された。これにファンタジオ職員はナ代表の復帰などを要求し、緊急対策委員会を結成、ストライキまで予告して葛藤を起こしている。

芸マ協は続けて「現在も中国企業と韓国企画事務所のM&A、売却、買収が推進されている状況だ。本協会は今回のファンタジオ事態を、ともすれば無分別な巨大資本の投資誘致を価値投資ではなく経営侵食の憂慮があることを会員(企業)の皆さんに強調する。業界すべてが賢明な判断で正しい投資誘致と、より安定した会社の成長を図ることを願う」と外部巨大資本に対する警戒心を持つように促した。

加えて「会員企業(株)ファンタジオは優秀会員企業として、国内外での大きな活躍により大衆の愛を受けるアーティストが多数所属する会社だ。業界に警戒心と衝撃を与えているファンタジオ事態について、本協会はとても残念に考え一日でも早く円満な解決点を探し出し、これ以上の波紋が起きないことを心から願う」とした。

芸マ協は会員企業の安定した経営などのために公文を発送したが、芸マ協がファンタジオ事態について関与する権限はない。
  • スタートゥデイ キム・ソヨン インターン記者
  • 入力 2018-01-15 15:38:36




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