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イ・ヒョンジュ監督の同性性暴行事件の組織的隠ぺいが明らかに


  • イ・ヒョンジュ監督の同性性暴行事件の組織的隠ぺいが明らかに
イ・ヒョンジュ監督の同性性暴行事件と関連して韓国映画アカデミー(KAFA)が組織的に事件を隠蔽して被害者に告訴取り下げを要求するなど、2次加害を加えていた事実が確認された。

映画振興委員会は真相調査委員会を構成して被害者の主張を調査した結果、事件を最初に認知した責任教授Aが被害者の保護措置を取らずに事件を隠蔽しようとした事実が確認されたと20日、明らかにした。

映画振興委員会によるとAは被害者に何度も告訴取り下げを要求し、不適切な発言をした。裁判が始まるとイ監督側の証人として出席して被害者に不利になる証言もしたことが明らかになった。

また、アカデミー院長のBは性暴行事件と告訴事実を知っていたにも関わらず上級機関である映画振興委員会に通知せず、被害者の保護措置もとらなかったことが分かった。イ監督は裁判が進行中だった昨年、青龍映画賞新人監督賞を受賞した。

このほか行政職の職員もやはりイ監督に裁判で使われる事実確認書を作成してあげながらも報告しないなど、報告制度がまったく機能していないことが確認された。映画振興委員会は「これにより事件の報告を受けることができず、関係者も裁判の経過に関心を持たず、判決宣告がされた事実も知らなかった」と明らかにした。

映画振興委員会は調査結果を監査チームに通知して関係者を人事委員会に回付して懲戒手続きを進める予定だ。

一方、イ・ヒョンジュ監督は昨年、大法院(最高裁)で準類似強姦の容疑で有罪確定判決を受けて引退を宣言している。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者
  • 入力 2018-03-21 07:50:55




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