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「人生キャラクター」予告したチャン・グンソク、「スイッチ」で結果残す


  • 「人生キャラクター」予告したチャン・グンソク、「スイッチ」で結果残す
『スイッチ』の制作発表会の日、俳優チャン・グンソクは入隊前の最後の作品になるだろうと明かし、人生キャラクターを予告した。これはチャン・グンソクの根拠のない自信ではなかった。チャン・グンソクの熱演は『スイッチ』の最後まで輝いた。

SBSの水木ドラマ『スイッチ』(脚本ペク・ウンチョル、キム・リュヒョン、演出ナム・テジン)は詐欺師から検事へのジェットコースターに乗ったサ・ドチャンが、法の穴を潜り抜ける悪者を懲らしめる痛快な詐欺活劇だ。チャン・グンソクは活発な詐欺師のサ・ドチャンと慎重な検事ペク・ジュンスを行き来した。

ドラマの開始に先立ってチャン・グンソクは自分が多くの分量をこなさなくてはいけないという心配と期待を一緒に伝えた。これと共に「人生キャラクターを作るために心の準備をしながら撮影している」と打ち明けた。

これは『スイッチ』1話から確認できた。他の俳優たちに比べて相当な量のシーンを撮影しており、これまでロマンチックな姿をたくさん見せてきた作品の中のチャン・グンソクの姿はペク・ジュンスから見つけることができなかったからだ。一方、天才詐欺師のサ・ドチャンに扮した時には大衆になじみ深い姿、実際のチャン・グンソクの雰囲気が感じられてリアルさを感じさせた。

法廷捜査ドラマである『スイッチ』は展開が速かったが、チャン・グンソクは1人2役の緊張感を維持して、呼吸を続けていった。検事と詐欺師という相反する人物を演じながらも、外的な区分は大きく設定されておらず、演技をする時に困難が伴ったはずだが『スイッチ』を見続けた視聴者であれば、これを一瞬で区別できるようにした。さらにペク・ジュンスを装ったサ・ドチャンの姿を演じた彼からは熟練した演技力が感じられたし、視聴者にとってはどんでん返しの連続となった。

『スイッチ』はチャン・グンソクの、チャン・グンソクによる、チャン・グンソクのためのドラマだったことから、相対的に他の俳優たちが光を放つチャンスが少なかったという点で物足りなさが残る。サ・ドチャン、ペク・ジュンスと呼吸を合わせて正義の検事オ・ハラを演じたハン・イェリ、以前とは異なる悪役で新たな高みを見せようとしたチョン・ウンインが大きく注目を集めなかったのは事実だからだ。

視聴率も同様だ。6.8%でスタートした『スイッチ』の視聴率は5%と7%半ばを行きして揺れ動く視聴率を記録し、去る17日に放送された最終回は6.7%と7%となった。最高視聴率は7.6%で、10%台の壁を超えられないまま幕を閉じた。

制作発表会当時、チャン・グンソクは検事と詐欺師を行き来して演技をしてみるとゲームの「『スーパーマリオ』のような感じを受けた」と比喩して注目を集めた。「ステージをひとつずつクリアしていく感じで、進むほどに困難な段階にぶち当たるようだった」と説明した。コミカル、アクション、ロマンス、法廷というステージをすべてクリアしたチャン・グンソクには今ではすっきりと気持ちよく軍隊に行くことだけが残っている。
  • シックニュース キム・ジヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-19 00:49:00




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