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「SUITS/スーツ」10話 パク・ヒョンシクの手首のタトゥーの意味が明らかに

「SUITS/スーツ」10話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「SUITS/スーツ」10話 パク・ヒョンシクの手首のタトゥーの意味が明らかに
『SUITS/スーツ』でパク・ヒョンシクが悲しんで苦しむと、視聴者も悲しく苦しい。

過去の痛みと向き合うのは難しいことだ。家族を失った痛みであれば、胸が痛むほどの悲しい記憶であればなおさらだ。しかし過去の痛みを忘れず、これにより今の自分を振り返ることのできる人がいる。

KBS2の水木ドラマ『SUITS/スーツ』(脚本キム・ジョンミン、演出キム・ジンウ、制作モンスターユニオン・エンターメディアピクチャーズ)の中の偽の弁護士コ・ヨヌ(パク・ヒョンシク扮)の話だ。天才的記憶力と共感能力を持ったコ・ヨヌは子どもの頃から弁護士を夢見てきた。コ・ヨヌの弁護士の夢は普通の子どもの夢とは出発点が異なっていた。ひき逃げ事故により一瞬にして両親を失ったコ・ヨヌに冷たく生臭い世界と向き合わせた張本人が弁護士だからだ。コ・ヨヌは憧れではなく他の理由で弁護士を夢見たのだ。そして彼はたとえ偽物だが夢に向かって走っている。

24日に放送された『SUITS/スーツ』10話では人生を根こそぎ揺さぶった弁護士と向きあった偽の弁護士コ・ヨヌの姿が描かれた。コ・ヨヌはひき逃げ事件を引き受け動いていた中、子どもの頃の両親の死亡当時を思い出した。極めて加害者の観点から悲しみに暮れている遺族に合意を強要した弁護士。子どもだったコ・ヨヌは当時の弁護士のギラギラしていた時計、靴をすべて覚えているほど長いあいだ苦しんできた。

しかし現在のコ・ヨヌは加害者の立場からひき逃げ事故の犠牲者の遺族らと合意をした。一歩遅れて加害者に明らかになっていない過ちがあることも知ってしまった。しかし自分が知っても変わることはないことを悟らなければならなかった。コ・ヨヌは今の自分と重なるとともに、過去の自分に痛みを残した弁護士事務所を訪ねた。そう簡単ではない足取りを介して彼は過去の痛みと向き合った。

このシーンではコ・ヨヌの長年の痛みがそのままあらわれた。多くの視聴者が気にしていた手首の入れ墨はひき逃げ事故で両親が死亡した日だった。一度見たら忘れないコ・ヨヌがこの痛みを覚えておくためにどれほど努力しているかがわかる。結局、コ・ヨヌは彼に冷たいアドバイスを残した後、背を向けた。

この場面だけではない。コ・ヨヌは表面上全く同じに見えることをしても、自分と相手は異なる人だということに気づいた。この悟りは結果的にコ・ヨヌにとって加害者が自分で自分の誤りと直面することができるように導いた。コ・ヨヌだけの解決法であり、彼は過去に自分のもとへ来た弁護士と決定的に異なる部分があった。

一方、25日、視聴率調査機関ニールセンコリアによると24日に放送された『SUITS/スーツ』10話は全国基準視聴率9.6%を記録した。これは去る放送分より0.3%ポイント下落した数値であり同時間帯1位に該当する。同じ時間帯に放送されたSBS『フンナムジョンウム』はそれぞれ4.9%と5.0%を記録した。 MBC『こっちに来て抱いて』は4.6%と5.4%の視聴率を記録した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ヤン・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-25 08:36:17




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