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エンタメ > 韓国ドラマ > 「SUITS/スーツ」12話 チャン・ドンゴン&パク・ヒョンシク&キム・ヨンホ、男の権力争いが本格化
▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。
『SUITS/スーツ』チャン・ドンゴンとパク・ヒョンシク、キム・ヨンホ。男の権力戦いが始まる。
KBS2の水木ドラマ『SUITS/スーツ』はスタイリッシュな法律事務所ドラマだ。それほど『SUITS/スーツ』の主要舞台である韓国最高の法律事務所カン&ハムは重要な場所だ。魅力的な主人公たちが集まる場所であり、彼らの欲望、権力、お金、愛などがもつれているところだからだ。
『SUITS/スーツ』がありきたりな法廷ドラマと決定的に異なる理由がまさにこれだ。先月31日午後に韓国で放送された『SUITS/スーツ』12話ではこのような法律事務所という空間の特別さが際立った。チェ・ガンソク(チャン・ドンゴン扮)、コ・ヨヌ(パク・ヒョンシク扮)、ハム・ギテク(キム・ヨンホ扮)、3人の男がそれぞれ理由は異なるが法律事務所「カン&ハム」を中心に自分の欲望を満たすために権力戦いを行い始めた。その中で明らかになった各キャラクターの特殊性まで強烈に表現された。
この日の放送ではハム・ギテクが「カン&ハム」の代表として戻ってきたと宣言する場面から始まった。自分が変わったと話すハム・ギテク、そんなハム・ギテクの本音を窺うチェ・ガンソク、チェ・ガンソクの横でハム・ギテクの正体を突き止めなくてはいけないコ・ヨヌ。頭脳戦に一家言がある3人の男が絡みに絡まった。
まずハム・ギテクが先制攻撃をした。卑劣な方法でチェ・ガンソクの事件を思うままにしようとしたもの。チェ・ガンソクはハム・ギテクにプロボノ事件を差し出し制圧に乗り出した。彼らのきっ抗期とした戦いは療養病院の看護師のストライキという特殊な事件と巧みに絡まって、ストーリーをエキサイティングにした。ここに人の感情を読んで理解するのに優れたコ・ヨヌが混入しながらさらに話が面白くなった。
「今まさに新入の札を外したアソシエイト(コ・ヨヌ)と同じことを考えた」というチェ・ガンソクの挑発。これにハム・ギテクは逆にコ・ヨヌを利用することに決めた。コ・ヨヌの心理を刺激してコ・ヨヌが労組員とストライキの交渉を再開するように仕向けたもの。しかし、チェ・ガンソクは組合員たちにコ・ヨヌが話した協議案の代わりに解雇通知をした。
チェ・ガンソクの行動には理由があった。依頼人の病院側が最初から人員削減を要求していたもの。ようやく説得してチェ・ガンソクが人員削減なしに交渉を進めようとしていたことをまだ把握していなかったハム・ギテクが逆に仕事を台無しにしてしまった。これによりチェ・ガンソクとコ・ヨヌの関係は初めて微妙に食い違った。
ここにチェ・ガンソクのアソシエイトを狙って頭脳戦に飛び込んできたキム・ムンヒ(ソン・ヨウン扮)まで。これから「カン&ハム」をめぐる権力戦いが本格的に始まるとが予想される。
どのような組織でもメンバー間の大小の権力戦いは発生するものだ。権力を切望し、欲望を満たすためにもがくのが人間の本能だからだ。この権力戦いが韓国最高の明晰な人材が集まるという法律事務所で行わるのだから好奇心が刺激される。